Storage CruiserおよびAdvancedCopy Managerには、以下の4種類のサーバがあります。
運用管理サーバ(Storage管理サーバ)
管理対象サーバ(Storageサーバ)
CCMサーバ
テープサーバ
クラスタシステムについても同様に、ETERNUS SF Managerをインストールしたクラスタシステムを運用管理サーバ、ETERNUS SF Agentをインストールしたクラスタシステムを管理対象サーバといいます。
AdvancedCopy Manager Copy Control Moduleをインストールしたクラスタシステムを、CCMサーバといいます。
ETERNUS SF ManagerおよびAdvancedCopy Managerテープマネージャーをインストールしたクラスタシステム、またはETERNUS SF AgentおよびAdvancedCopy Managerテープマネージャーをインストールしたクラスタシステムを、テープサーバといいます。
この種別をサーバ種別といいます。
また、Storage CruiserおよびAdvancedCopy Managerのクラスタ運用では、運用管理サーバとしての業務を運用管理サーバ業務(Storage管理サーバ業務)、管理対象サーバとしての業務を管理対象サーバ業務(Storageサーバ業務)、CCMサーバとしての業務をCCMサーバ業務、テープサーバとしての業務をテープサーバ業務といいます。この種別をサーバ業務種別といいます。
Storage CruiserおよびAdvancedCopy Managerのクラスタ運用におけるサーバ種別と、サーバで運用可能なサーバ業務種別は下表のとおりです。
サーバ種別 | 運用管理 | 管理対象 | CCMサーバ業務 | テープサーバ業務 |
---|---|---|---|---|
運用管理サーバ | △ | △ | △ | × |
管理対象サーバ | × | ◎ | × | × |
CCMサーバ | × | × | △ | × |
テープサーバ | △ | △ | × | △ |
テープサーバ | × | △ | × | △ |
[説明]
◎ ・・・ クラスタ運用可能な業務。相互待機運用において、複数のクラスタ業務で運用可能。
○ ・・・ クラスタ運用可能な業務。相互待機運用において、1つの業務だけで運用可能。
△ ・・・ クラスタ運用可能な業務。1:1運用待機運用において、1つの業務だけで運用可能。
× ・・・ パッケージに含まれない業務。
AdvancedCopy Managerのテープサーバには、AdvancedCopy Managerテープマネージャーをインストールする前に、ETERNUS SF ManagerまたはAdvancedCopy Managerエージェントのどちらかをインストールする必要があります。
テープサーバで運用管理サーバ業務を行う場合は、ETERNUS SF Managerをインストールします。
テープサーバで管理対象サーバ業務またはテープサーバ業務だけを行う場合は、AdvancedCopy Managerエージェントをインストールします。
ETERNUS SF ManagerおよびAdvancedCopy Managerテープマネージャーをインストールした場合は、運用管理サーバ兼管理対象サーバ兼テープサーバの運用が可能です。
AdvancedCopy ManagerエージェントおよびAdvancedCopy Managerテープマネージャーをインストールした場合は、管理対象サーバ兼テープサーバの運用が可能です。『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 概説書』の「AdvancedCopy Managerの運用形態」を参照してください。
同様にテープサーバ業務では、ETERNUS SF ManagerおよびAdvancedCopy Managerテープマネージャーをインストールした場合は、運用管理サーバ業務兼管理対象サーバ業務兼テープサーバ業務の運用が可能です。
AdvancedCopy ManagerエージェントおよびAdvancedCopy Managerテープマネージャーをインストールした場合は、管理対象サーバ業務兼テープサーバ業務の運用が可能です。