ページの先頭行へ戻る
ETERNUS SF Storage Cruiser 15.1 運用ガイド
ETERNUS

10.3.3 調査資料採取のコマンド

マネージャーの調査資料を採取するコマンドについて説明します。


10.3.3.1 マネージャーの調査資料採取コマンド(esfsnap)

名前

esfsnap - Storage Cruiserマネージャーの調査資料の採取


形式

$INS_DIR\Common\bin\esfsnap -dir dirname [-all]

($INS_DIR は、ETERNUS SF Managerをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。)


機能説明

Storage Cruiserマネージャーの調査資料を採取するコマンドです。コマンドの実行には、OSの管理者権限が必要です。

Storage Cruiserマネージャーで問題が発生した場合に、調査資料を採取するために使用します。

採取した資料は、当社技術員に渡してください。


オプション

-dir dirname

dirname に指定したディレクトリに、資料を採取します。ディレクトリ名は、ドライブ文字から始まるフルパス名で指定してください。
dirname に指定できる長さは、70 バイトまでです。

採取された資料は、“esfsnap_”で始まるディレクトリに格納されます。本コマンド実行前に、dirname に以下の空き容量があることを確認してください。

採取する資料

必要な空き容量

初期調査資料

40MB 以上

詳細調査資料

80 + (2 * 装置登録台数) MB 以上

-all

調査に必要なすべての調査資料を採取します。本オプションを指定すると、採取される資料の容量が大きくなります。トラブルの初期調査(切分け)のために資料を採取する場合、本オプションの指定は不要です。


使用例