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 Apcoordinator入門ガイド
Interstage

3.3.1 Apcoordinatorアプリケーションのプロジェクト作成

設計を行い、仕様がある程度決定した段階で、プロジェクトを作成します。以下の手順で行います。

  1. [ファイル] > [新規]メニューの[プロジェクト]を選択します。

  2. [新規プロジェクト]画面が表示されます。

  3. [Apcoordinator] > [Webアプリケーションプロジェクト(Apcoordinator)]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

  4. [動的Webプロジェクト]画面では、以下を設定します。

    設定項目

    設定内容

    デフォルト設定値

    プロジェクト名

    "board"を指定します。

    (なし)

    ターゲットランタイム

    [Interstage Application Server V11.0 IJServer Cluster (Java EE)]を選択します。

    [なし]が選択

    動的 Web モジュール バージョン

    [2.5]を選択します。

    [2.5]が選択

    構成

    [Interstage Application Server V11.0 IJServer Cluster (Java EE)デフォルト構成]を選択します。「ターゲットランタイム」を選択することで自動的に選択されます。

    [Apcoordinator Webプロジェクトのデフォルト構成]が選択

    EARにプロジェクトを追加

    チェックしません。

    チェックマークなし

    入力完了後、[次へ]ボタンをクリックします。

  5. [Webモジュール]画面では、以下を設定します。

    設定項目

    設定内容

    デフォルト設定値

    コンテキストルート

    "board"を指定します。

    プロジェクト名

    コンテンツフォルダ

    "WebContent"を指定します。

    "WebContent"

    Javaソースフォルダ

    "src"を指定します。

    "src"

    Deployment Descriptrotの生成

    チェックします。

    チェックマーク付

    入力完了後、[次へ]ボタンをクリックします。

  6. [テンプレートを選択]画面では、[標準Apcoordinatorアプリケーション]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

  7. [制御ページ情報]画面では、以下を設定します。

    設定項目

    設定内容

    デフォルト設定値

    ファイル名

    "main"を指定します。
    制御ページに指定するファイル名を拡張子なしで指定します。

    main

    タイトル

    "行動予定表"を指定します。
    ここに入力した文字列は、ブラウザのタイトルバーに表示される名前となります。

    プロジェクト名

    エラーページを使用する

    チェックします。
    アプリケーションの実行途中にエラーが生じたときに、表示するページです。 使用するときはチェックします。

    チェックマーク付

    エラーページファイル名

    "boardError"を指定します。
    例外が発生した時に、エラー出力を表示するページ名の名前を定義します。

    プロジェクト名+Error

    それぞれの項目を入力したあと、[次へ]ボタンを押します。

  8. 次のステップでは、ファクトリの拡張情報を定義します。

    アプリケーションクラスはアプリケーション単位(アプリケーションが動いている間)での処理を拡張するときに用いられ、セションクラスはセション単位(セションが行われている間)での処理を拡張するときに用いられます。

    ファクトリクラスは、アプリケーションクラスおよびセションクラスの拡張を行った際に、拡張する必要があります。これら3つのクラスはユーザ固有の処理を記述するときに用いられます。

    3つのクラスの詳細はApcoordinatorのマニュアルを参照してください。行動予定表アプリケーションでは、「ファクトリクラス」と「アプリケーションクラス」の拡張を行います。

    設定する項目は以下のとおりです。

    設定項目

    設定内容

    デフォルト設定値

    ファクトリクラスを拡張する

    チェックします。
    拡張するときはチェックします。

    チェックマーク付

    パッケージ

    "board"を指定します。ファクトリクラスのパッケージ名を指定します。

    プロジェクト名

    ファクトリクラス

    "BoardFactory"を指定します。アプリケーション独自の拡張ファクトリクラスを作成するときのクラス名です。

    プロジェクト名+Factory

    アプリケーションクラスを拡張する

    チェックします。
    拡張するときはチェックします。

    チェックマーク付

    DB連携機能を使用する

    チェックしません。
    データベース連携機能を使用するときはチェックします。

    チェックマークなし

    アプリケーションクラス

    "BoardApplication"を指定します。
    アプリケーション独自の拡張アプリケーションクラスを作成するときのクラス名です。

    プロジェクト名+Application

    セションクラスを拡張する

    チェックしません。
    拡張するときはチェックします。

    チェックマーク付

    セション管理機能を使用する

    "セションクラスを拡張する"のチェックを外すことで、選択できなくなります。

    チェックマーク付

    セションクラス

    "BoardSession"を指定します。
    アプリケーション独自の拡張セションクラスを作成するときのクラス名です。

    プロジェクト名+Session

  9. [完了]ボタンをクリックします。

    Apcoordinatorのパースペクティブを開いていない場合は、確認のダイアログが表示されます。

    [はい]ボタンをクリックし、Apcoordinatorのパースペクティブを開きます。

    以上でひな型となるプロジェクト「board」ができました。以降は、このプロジェクトにファイルを追加していきます。