サンプル統合環境を起動する前に、以下のことを準備作業として実施しておくことを推奨します。
イベントサービスのセットアップ
JMSを使用するには、Interstage構成サービスとして“イベントサービス”を登録しておく必要があります。
Interstage管理コンソールから[システム]を選択し、[システム:状態]画面の詳細[表示]をクリックして、[Interstage構成サービス]に“イベントサービス”が登録されていない場合、以下の手順でイベントサービスを登録してください。
1) Interstage管理コンソールから[システム]を選択します。
2) [環境設定]タブの詳細設定で以下の情報を入力して[適用]をクリックします。
詳細設定[Interstage Application Server Enterprise Editionの場合]
項目名 | 入力値 |
---|---|
イベントサービス詳細設定 | [使用する]を選択する。 |
詳細設定[Interstage Application Server Standard-J Editionの場合]
項目名 | 入力値 |
---|---|
JMS詳細設定 | [使用する]を選択する。 |
J2EEプロパティにJDBCドライバのクラスパスを設定
データベースを使用するサンプルアプリケーションを使用し、データベースとしてOracle、SQL Server、PostgreSQLを使用する場合、J2EEプロパティにJDBCドライバのクラスパスを設定する必要があります。
J2EEプロパティを設定するには、以下の手順で設定してください。
1) Interstage管理コンソールから[システム]を選択します。
2) [環境設定]タブで以下の情報を入力して[適用]をクリックします。
詳細設定
項目名 | 入力値 |
---|---|
クラスパス | 使用するJDBCドライバのクラスパス |
注意
クラスパスには、JDBCドライバのクラスパスを設定してください。なお、詳細な環境設定情報については、それぞれのJDBCドライバのマニュアルを参照してください。
デフォルトのWebサーバの準備
サンプル統合環境のセットアップにはInterstageのインストール時に作成されるデフォルトのWebサーバ定義を使用します。通常は以下の操作は必要ありませんが、インストール後にデフォルトのWebサーバを削除した場合には、以下の手順でWebサーバを作成してください。
Interstage管理コンソールから[システム]>[サービス]>[Webサーバ]を選択します。
[新規作成]タブで以下の情報を入力して[作成]をクリックします。
Webサーバ設定
項目名 | 入力値 |
---|---|
Webサーバ名 | FJapache |
ポート番号 | Interstageのインストール時に指定したInterstage HTTP Serverのポート番号 |
サーバのホスト名またはIPアドレス | サーバのホスト名またはIPアドレス |
作成したWebサーバを起動します。