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Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド(旧版互換)
Interstage

30.5.1 各操作(配備/再配備/配備解除/再活性)に失敗した場合

■配備モジュールの状態

以下に、配備、再配備、配備解除、再活性の各操作において異常が発生した場合における配備モジュールの状態を示します。

失敗したタイミング

各操作 失敗後のモジュールの状態

配備

再配備

配備解除

再活性 (注1)

モジュールの配備

アプリケーションのリクエスト受付を停止しません。

アプリケーションのリクエスト受付を開始しません。

配備モジュールの配備解除

非活性

配備モジュールの活性化 (注2)

1) 活性化処理中
活性化処理が1分間で完了しなかった場合には、“活性化処理中”の状態で処理が終了します。活性化処理が完了すると“活性”の状態となります。(注3)
2) 非活性
活性化処理中に定義異常などで異常が発生し、非活性状態で処理が終了した場合には“非活性”の状態となります。

配備モジュールの非活性化

アプリケーションのリクエスト受付を停止しません。
非活性化処理中 (注4)
非活性化処理が1分間で完了しなかった場合には、“非活性化処理中”の状態で処理が終了します。非活性化処理が完了すると“非活性”の状態となります。(注3)

注1)

IJServerが起動していない場合、再活性を実行すると以下のエラーが発生します。
is40131:IJServerが起動されていません。(IJServer名=%s)

注2)

活性化で異常が発生したモジュールについては、異常が発生した原因を取り除いてモジュールを再活性することにより、運用可能な状態とすることが可能です。

注3)

単純に活性/非活性処理が長時間かかっているだけであれば、処理が終了するまで待てば自動的に活性/非活性の状態となります。活性/非活性処理でハングしている場合には、活性/非活性の状態のままとなります。この場合にはアプリケーションのデバッグ情報などを参照して、ハング原因を調査して対処してください。
アプリケーションのデバッグ方法については、“3.12 アプリケーションのデバッグ”を参照してください。

注4)

非活性化処理中にメモリ不足が発生した場合には、“非活性化処理中”の状態で配備処理が中断します。他の処理が終了後に再度配備を実行してください。ただし、非活性化処理で実行されるアプリケーションのメソッド(たとえば、Entity BeanのunsetEntityContextメソッド)でエラーが発生した場合、再度配備を実行しても同様のエラーが発生すると考えられるために配備処理を継続します。


is20711/is20725/is20726/is20727/is20746のメッセージが出力された場合

HotDeploy機能使用時に、以下のメッセージが出力されることがあります。

上記のメッセージが出力された場合の原因と対処を説明します。