セションリカバリ機能で行う、通信のタイムアウト値の設定について説明します。
セションリカバリ機能に関係して、以下のタイムアウト値を設定します。
設定箇所 | 値域/デフォルト値 | 内容 | |
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Session Registry Serverでの例 | |||
(1) | IJServer:Servletコンテナ設定 | 1~2147483 / 60 | クライアントとの通信が途絶えた場合に通信を切断するまでの時間を指定します。 |
60 | |||
(2) | IJServer:ワークユニット設定 | 0~86400 / 480 | アプリケーションの最大処理時間の監視時間を指定します。 |
480 | |||
(3) | IJServer:セションリカバリ設定 | 1~86400 / 440 | Session Registry Serverからの応答待ち時間を設定します。 |
440 | |||
(4) | Session Registry Server:Servletコンテナ設定 | 1~2147483 / 60 | このSession Registry Serverが対象とするServletコンテナからの通信が途絶えた場合に通信を切断するまでの時間を指定します。 |
60 | |||
(5) | Session Registry Server:ワークユニット設定 | 0~86400 / 480 | Session Registry Serverの最大処理時間の監視時間を指定します。 |
400 | |||
(6) | Session Registry Server:Session Registry Server環境定義ファイル | 1~86400 / 360 | セションのリカバリ時、もともとセションを保持していたコンテナから最新のセションの取得を行いますが、このときの最大待ち時間を設定します。 |
360 |
各値は、以下の関係を満たすように設定してください。
(2) > (3) > (5) > (6) |