JSPは、WebブラウザのURLや、HTML文書の中のリンクにURLを指定して呼び出します。
JSPの相対パス名
JSPは、ファイル名を指定して呼び出します。
また、URLにはWebアプリケーションのルートディレクトリからの相対パスで指定します。
以降、“JSPの相対パス名”と記述します。
例
JSPのフルパス名とJSPの相対パス名の例を、以下に示します。
JSPのフルパス名が以下の場合
Webアプリケーションのルートディレクトリ/jsp/Hello/HelloJSP.jsp |
JSPの相対パス名は以下のようになります。
Windows(R)システムの場合も、ディレクトリの間は“\”でなく、“/”で区切ります。
jsp/Hello/HelloJSP.jsp |
URLで指定して呼び出す場合
http://サーバホスト名:ポート番号/Webアプリケーション名/JSPの相対パス名 |
“:ポート番号”は省略できます。省略したときのポート番号は80になります。
例
以下に呼び出し例を示します。
http://hostname/webapl1/jsp/Hello/HelloJSP.jsp |
HTML文書の中で呼び出す場合
<A HREF="/Webアプリケーション名/JSPの相対パス名">Click Here</A> |
注意
WebブラウザにJSPの実行結果が表示されず、ステータスコードやメッセージが表示される場合は、Webサーバの環境設定やJSPの呼び出し方法に誤りがあるなどの原因が考えられます。
“第30章 J2EEアプリケーション開発・運用時の異常”を参照して、エラーの原因を取り除いてください。