ユーザ認証は、ユーザIDとパスワードによって、正当なユーザであるかをチェックする機能です。これにより、不当なユーザからのアクセスを防止することができます。
Interstage Application Serverでは、ユーザ/セキュリティロールの管理簿として、Interstage ディレクトリサービス(以下ディレクトリサービスと記述します)を使用します。
J2EEアプリケーションのセキュリティ機能を利用するためには、ディレクトリサービスを準備し、ユーザを登録しておく必要があります。
注意
Interstage ディレクトリサービスは、以下の製品で同梱されています。同梱されてない製品を利用する場合は、別途、準備してください。
Interstage Application Server Enterprise Edition
Interstage Application Server Standard-J Edition
JNDI環境プロパティに設定されたユーザIDとパスワードが、ディレクトリサービスに作成されている場合、ユーザが認証されます。
認証画面から入力されたユーザID名とパスワードが、ディレクトリサービスに作成されている場合、ユーザが認証されます。
ユーザ認証の方法として、以下を使用することができます。
HTTP Basic認証
Webブラウザが提供する認証画面(ダイアログ)を使用する
フォームベース認証
認証画面として作成した任意のページ(HTML、JSPなど)を使用する