モジュールを配備する場合に必要となる「XMLパーサが準拠しているべきJAXPのバージョン」は、「モジュールの種別、およびバージョン」によって異なっており、その関係は下表のとおりとなります。
モジュールの種別、およびバージョン | 必要なJAXPのバージョン |
---|---|
J2EE1.4(EAR) | 1.2以上 |
Servlet2.4(WAR) | 1.2以上 |
EJB2.1(ejb-jar) | 1.2以上 |
Connector1.5(RAR) | 1.2以上 |
J2EE1.3(EAR) | 1.1以上 |
Servlet2.3(WAR) | 1.1以上 |
EJB2.0(ejb-jar) | 1.1以上 |
Connector1.0(RAR) | 1.1以上 |
J2EE1.2(EAR) | 1.1以上 |
Servlet2.2(WAR) | 1.1以上 |
EJB1.1(ejb-jar) | 1.1以上 |
上記の表を参考にして、配備するモジュールに応じてIJServerの環境設定で適切なXMLパーサを設定してください。
XMLパーサの設定方法については、“2.3.5 XMLパーサの設定”を参照してください。
なお、IJServerの環境設定で設定可能なXMLパーサとJAXPのバージョンの関係は下表のとおりです。
XMLパーサ | JAXPバージョン |
---|---|
Xerces2 | 1.3 |
Crimson | 1.1 |
Fujitsu XML Processor | 1.2 |
その他 | 指定されたパーサに依存 |
IJServerの環境設定については、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してください。
注意
deployment descriptorに以下のように定義するエンコードは、各XMLパーサによってサポートするエンコードが異なります。他の環境で配備できていたモジュールを配備した場合に、deployment descriptorの読み込みに失敗した場合には、使用しているXMLパーサが指定しているエンコードをサポートしているか確認してください。ほぼすべてのXMLパーサがサポートする“UTF-8”を使用することを推奨します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> |