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Interstage Application Server Java EE運用ガイド(Java EE 6編)
Interstage

3.6 EJBコンテナ時間監視機能

EJBコンテナでは、以下の時間監視機能が使用できます。

以下の表で、各機能の概要を説明します。

機能

機能説明

効果

Stateful Session Beanインスタンスの無通信時間監視機能

Stateful Session Beanに対して、一定時間経過してもビジネスメソッドが実行されなかった場合、コンテナは該当のインスタンスが持つ対話状態をファイルに保存(passivate)し、インスタンスを削除します。一定時間経過してからpassivateしたBeanをファイルシステムから削除します。

クライアントでRemove要求を発行し忘れている、不要なBeanインスタンスと対話状態が削除されるため、使用するメモリの最適化ができます。

EJBタイマーサービス

EJBアプリケーション内でEJBタイマーを登録し、任意の時刻にコールバック処理を実行させることができます。

任意の監視対象を監視できます。


時間監視の各機能の設定内容

Stateful Session Beanインスタンスの無通信時間監視機能については「3.6.1 Stateful Session Beanインスタンスの無通信時間監視機能」を参照してください。

EJBタイマーサービスについては、「3.6.2 EJBタイマーサービス」を参照してください。