環境設定やWebアプリケーションの呼び出し方法に誤りがある場合、WebブラウザにはWebアプリケーションの実行結果でなく、ステータスコードやメッセージが表示されます。ステータスコードやメッセージのページを確認してください。ステータスコードやメッセージを出力しているサービスまたはコンポーネントによって、対処方法が異なります。
ステータスコードやメッセージのページ | 出力しているサービス |
---|---|
ステータスコードを含んだ見出しの文字列部分が青背景になっていて、白文字で表示されているページが出力されている場合 | Servletコンテナ |
Webアプリケーション環境定義ファイルのerror-pageタグで定義したページが表示されている場合 | Servletコンテナ |
上記以外 | Webサーバ |
上記により、Webサーバが出力していると判断される場合、以下を確認してください。
Webブラウザに404 Not Foundが通知された場合、IJServerと連携するWebサーバが選択されていない可能性があります。
まず、Interstage管理コンソールの[システム] > [環境設定]タブ > [詳細設定] > [Servletサービス詳細設定] > [Webサーバとワークユニットを同一のマシンで運用する]が[運用する]に選択されているか確認してください。[運用しない]が選択されている場合は、本ケースに該当しません。
次に、Interstage管理コンソールの[ワークユニット] > “ワークユニット名” > [環境設定]タブ > [Webサーバコネクタ(コネクタ)設定) > [Webサーバ/Webサーバのバーチャルホスト]で連携するWebサーバが選択されているか確認してください。選択されていない場合には、連携するWebサーバ名を選択してください。
Webサーバコネクタのログが出力されていることがあります。
Webサーバコネクタのログに出力されるメッセージについては、“70.6 IJServer12000番台のメッセージ”を参照してください。
Webサーバコネクタのログは、Interstage管理コンソールの[サービス] > [Webサーバ] > “Webサーバ名” > [Webサーバコネクタ] > [ログ参照]タブで参照できます。
httpd.confのWebサーバコネクタのLoadModule定義が削除されている可能性があります。
以下の情報をもとにLoadModule定義を定義しなおしてください。
“運用ガイド(基本編)”の“環境定義ファイル”
“J2EE ユーザーズガイド(旧版互換)”の“Webサーバの環境設定”の“Interstage HTTP Serverの環境設定”
Servletコンテナが出力していると判断される場合、本章で説明しているステータスコードごとの対処をしてください。