可変情報
%s1:ファイル名
%s2:行番号
%s3:メソッド名
%s4:リポジトリID
意味
インタフェースリポジトリキャッシュサーバ内でエラーを検出しました。
システムの処理
処理を中止します。
インタフェースリポジトリの起動処理時に出力された場合、起動処理を中止します。ただし、起動処理時のローディングに失敗している場合(本メッセージの後にエラーメッセージod20003が出力されている場合)は、ローディングを中止し、起動処理を継続します。インタフェースリポジトリの運用時(IDLコンパイル、および登録情報の参照時)出力された場合は、その処理を中止します。
ユーザの対処
以下の要因が考えられます。
インタフェースリポジトリは起動時にCORBA通信を行います。本メッセージの前にod1xxxx番台のエラーメッセージが出力されている場合は、そのメッセージが原因でCORBA通信に失敗し、インタフェースリポジトリキャッシュサーバ内でエラーを検出している可能性があります。本メッセージの前に出力されたメッセージを参照して、失敗の原因を取り除いてください。
登録情報の更新中に同じ登録情報を参照したため、本現象が発生した可能性があります。インタフェースリポジトリに登録しているインタフェース情報の更新中に、他のプロセスが同じインタフェース情報を参照していないかを確認してください。例えば、tdcコマンド実行によるインタフェース情報の登録中に、そのインタフェース情報を参照するトランザクションアプリケーションのワークユニットを起動すると、本現象が発生する場合があります。インタフェースリポジトリの更新処理完了後にワークユニットを起動してください。
CORBAサービスのconfigファイルでperiod_server_timeoutの値を設定した場合、この監視時間が0になっていると、インタフェースリポジトリの起動に失敗します。period_server_timeoutの値を見直してください。
上記要因に該当する場合は、対処後、インタフェースリポジトリの復旧作業を行う必要はありません。
なお、上記要因に該当しない場合は、エラー情報を控え、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。技術員に連絡したあとに復旧を行う場合は、以下のいずれかの方法でインタフェースリポジトリを復旧し、インタフェースリポジトリを再起動してください。
ismodifyserviceコマンドを使用してインタフェースリポジトリの再構築手順を実施後、インタフェースリポジトリへの登録を行う。
あらかじめodbackupsysコマンドで退避したCORBAサービス(ObjectDirector)の資源を、odrestoresysコマンドで復元する。