意味
インプリメンテーションリポジトリの登録に失敗しました。
以下の原因が考えられます。
登録済みのインプリメンテーションリポジトリIDを指定した。
ディスク資源が不足している。
IORのバージョンとコード系情報(locale)、またはSSL情報(ssl)の組み合わせに問題がある。
CORBAアプリケーション情報定義ファイル(OD_impl_instコマンドの-axオプションで指定するファイル)に空白行が2行以上連続して存在する。
max_impl_rep_entriesの値が不足している。
キューイングポリシに登録済みのインプリメンテーションリポジトリIDを指定した。
ユーザの対処
原因に応じて以下の対処を行ってください。
すでに登録済みの場合は、登録するインプリメンテーションリポジトリを見直してください。
ディスク資源不足の場合は、空きディスクを確保してください。
CORBAアプリケーション情報定義ファイルに誤りがある場合はCORBAアプリケーション情報定義ファイルを修正して再登録を行ってください。
max_impl_rep_entriesの値が不足した場合は、configファイルのmax_impl_rep_entries値を追加してください。修正したパラメタの値は、次回のCORBAサービス起動時より有効となります。
キューイングポリシに登録済みのインプリメンテーションリポジトリIDを指定して本メッセージが出力された場合はインプリメンテーションリポジトリの登録に成功するため、対処は不要です。ただしCORBAアプリケーション情報定義ファイルを用いており、CORBAアプリケーション情報定義ファイルに複数の定義を記載している場合、記載された全てのインプリメンテーションリポジトリの登録に成功しているとは限りません。「OD_impl_inst -p」コマンドで登録を確認してください。
max_impl_rep_entriesを変更した場合、システムパラメタの設定が必要です。詳細については“チューニングガイド”の“CORBAサービスのシステム環境の設定”を参照してください。