可変情報
%s1:CORBAサービスのメソッド名
%s2:詳細な例外情報
意味
local_commitまたはlocal_rollbackが呼び出されましたが、進行中のトランザクションがありません。
システムの処理
処理を中止します。
ユーザの対処
以下の対処を行ってください。
トランザクション処理を行うTopicSessionまたはQueueSessionで運用するアプリケーションの場合、メッセージの送受信後、Sessionのcommitおよびclose処理が行われていない可能性があります。アプリケーションを確認してください。
ローカルトランザクションにおいてタイムアウトが発生した可能性があります。Windows(R)の場合はイベントログ上のメッセージ、Solaris/Linuxの場合はシステムログ上のメッセージを参照し、本メッセージの前に情報メッセージjms2551が出力されていないかを確認してください。
jms2551が出力されている場合は、ローカルトランザクションタイムアウトが発生しています。アプリケーションに問題がないかを確認し、必要に応じて、以下の手順でローカルトランザクションのタイムアウト時間を変更してください。
Interstage管理コンソールを使用して環境設定を行う場合
以下の画面で、“ローカルトランザクションのタイムアウト時間”を変更します。
スタンドアロンサーバの場合
- [システム] > [リソース] > [JMS] > [構成情報]
- [システム] > [リソース] > [JMS] > [イベントチャネル] > [イベントチャネルグループ名::イベントチャネル名] > [環境設定]
管理サーバの一括操作の場合
- [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [サービス] > [イベントサービス] > [サーバグループ名またはサーバ名] > [構成情報]
- [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [サービス] > [イベントサービス] > [サーバグループ名またはサーバ名] > [イベントチャネル] > [イベントチャネルグループ名::イベントチャネル名] > [環境設定]
イベントサービス運用コマンドを使用して環境設定を行う場合
essetcnfまたはessetcnfchnlコマンドでローカルトランザクションのタイムアウト時間を変更します。essetcnfおよびessetcnfchnlコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
jms2551が出力されていない場合は、本メッセージの前にイベントサービスまたはCORBAサービスのメッセージが出力されていないかを確認し、そのメッセージの対処を行ってください。
上記の対処を行っても問題が解決しない場合、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。