可変情報
%s1: リソース名
%s2: 名前
%s3: 詳細情報
%s4: 定義情報が一致しない管理対象サーバ名
意味
定義情報が一致しないため、管理対象サーバのサーバグループへの追加に失敗しました。
システムの処理
処理を中止します。
ユーザの対処
サーバグループに所属している管理対象サーバおよび追加対象のリザーブサーバのInterstageの定義を一致させる必要があります。
以下のいずれかの対処を行ってください。
詳細情報%s3が“Not match install state”の場合、サーバグループに所属している管理対象サーバと、追加対象のリザーブサーバのInterstageのインストール状態が異なる可能性があります。インストール状態を確認後、再度、サーバグループへの追加操作を行ってください。
リソース名%s1が“OTSSetupConfiguration”の場合、サーバグループにトランザクションサービス(JTSRMP)の作成に失敗した管理対象サーバを追加した可能性があります。管理対象サーバのトランザクションサービス(JTSRMP)を正しく作成して、再度実行してください。
リソース名%s1が“System”、名前%s2が“System”、および詳細情報%s3が“Definition is not in agreement”の場合、サーバグループに所属している管理対象サーバ、および追加対象のリザーブサーバに設定されたCORBAサービスのポート番号が異なる可能性があります。
以下の対処を行ったあと、再度実行してください。
サーバグループに所属している管理対象サーバ、および追加対象のリザーブサーバにおいて、CORBAサービスのポート番号(動作環境ファイル(config)のパラメタ“IIOP_port”の設定値)を一致させてください。Solaris/Linuxの場合で、動作環境ファイル(config)のパラメタ“IIOP_port”がコメントアウト(#IIOP_port)されている場合は、オペレーティングシステムのサービスファイル(/etc/services)のポート番号(定義“odserver”の設定値)を一致させてください。
一括実行のサンプルを使用して移出入を行った場合は、サンプルにおいてセクション“OD”の定義“OD_PORT”にCORBAサービスのポート番号を設定して、移入してください。
詳細情報%s3が“Definition contains an abnormality”の場合、定義情報が一致しない管理対象サーバ上でiscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
マルチサーバ環境におけるインストールディレクトリが正しく設定されていない可能性があります。
“インストールガイド”の“インストール時の注意事項”-“マルチサーバ管理機能を使用する場合の注意事項”を参照し、インストールディレクトリを確認して対処を行ってください。
上記のいずれにも該当しない場合は、バックアップ・リストア機能で、サーバグループに所属している管理対象サーバで使用しているInterstageのすべてのサービスに対してバックアップを行い、バックアップ資源を作成してください。その後、追加対象のリザーブサーバに対してリストアを行ってください。バックアップ・リストア機能については、"マルチサーバ運用ガイド"の"マルチサーバ管理機能"の“バックアップ/リストア”を参照してください。
上記の操作後、再度、サーバグループへの追加操作を行ってください。