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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express メッセージ集
Interstage

74.1.2 is20102

IS: ERROR: is20102:INTERSTAGE unable to start Reason code(%d)
IS: エラー
: is20102:INTERSTAGEの起動に失敗しました 理由コード(%d)

可変情報

%d:理由コード

意味

理由コードの示す理由により、Interstageの起動に失敗しました。

システムの処理

コマンドの処理を中止します。

ユーザの対処

理由コードに対応したメッセージ番号のユーザの対処を参照し、対処してください。
また、CORBAサービス、インタフェースリポジトリ、ネーミングサービス、コンポーネントトランザクションサービス、データベース連携サービス、ロードバランスオプション、Interstage HTTP Server、性能監視ツール(Windows(R)のみ)の起動に失敗した場合は、そのサービスの起動失敗原因を示すエラーメッセージが出力されているかを確認してください。メッセージが出力されている場合は、そのメッセージに対する対処を行ってください。
これらの条件に該当しない場合で、同時に他のメッセージが出力されている場合は、そのメッセージの対処を行ってください。
他のメッセージが出力されていない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、エラー情報を控えて技術員に連絡してください。


なお、od10416のメッセージが出力された場合は、しばらくしてから再度処理を実行してください。



理由コードが“11”/“32”であり、かつ、本メッセージの出力後にod20001のメッセージが出力される場合は、isstartコマンド実行前に、環境変数IS_ISV_SVCCTRL_TIMERを設定してください。環境変数IS_ISV_SVCCTRL_TIMERには、本メッセージ出力からod20001のメッセージが出力されるまでの秒数+90の値を設定してください。
たとえば、is20102が、10時00分00秒に出力され、od20001が、10時00分10秒に出力された場合、環境変数IS_ISV_SVCCTRL_TIMERには、100を設定します。

IS_ISV_SVCCTRL_TIMER=100
export IS_ISV_SVCCTRL_TIMER

理由コードが“12”であり、かつ、本メッセージの出力後にod30101が出力される場合は、isstartコマンド実行前に、環境変数IS_ISV_SVCCTRL_TIMERを設定してください。IS_ISV_SVCCTRL_TIMERには、本メッセージ出力からod30101のメッセージが出力されるまでの秒数+90の値を設定してください。

理由コードが“12”であり、かつ、本メッセージの出力後に“od30102:NamingService start failed. initialize(restore_objects),...”が出力される場合は、以下の手順を1度だけ実行してください。

  1. OD_startコマンドを使用してCORBAサービスを起動します。

    /opt/FSUNod/bin/OD_start

    /opt/FJSVod/bin/OD_start

    コマンド実行後、システムログにod10002のメッセージが出力されることを確認してください。本メッセージが出力されれば起動完了と判断できます。

  2. CosNaming_sコマンドを使用してネーミングサービスを起動します。

    /opt/FSUNod/bin/CosNaming_s &

    /opt/FJSVod/bin/CosNaming_s &

    コマンド実行後、システムログにod30101のメッセージが出力されることを確認してください。本メッセージが出力されれば起動完了と判断できます。
    注)od30101のメッセージが出力されるまで時間がかかります。

  3. OD_stopコマンドを使用してCORBAサービスを停止します。

    /opt/FSUNod/bin/OD_stop

    /opt/FJSVod/bin/OD_stop

    コマンド実行後、システムログにod10005のメッセージが出力されることを確認してください。本メッセージが出力されれば停止完了と判断できます。

  4. isstartコマンドを使用してInterstageを起動します。

    /opt/FSUNtd/bin/isstart

    /opt/FJSVtd/bin/isstart

    コマンド実行後、コマンドを実行した画面にis30140のメッセージが出力されることを確認してください。本メッセージが出力されれば起動完了と判断できます。


上記の対処を行っても起動に失敗する場合は、isstartコマンド実行前に、環境変数IS_ISV_SVCCTRL_TIMERの値+90ずつ値を設定してください。環境変数IS_ISV_SVCCTRL_TIMERに最大値(6000)を指定しても起動に失敗する場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、エラー情報を控えて技術員に連絡してください。



理由コードが4の場合は、メッセージキューまたは共用メモリの不足が原因である可能性があります。“チューニングガイド”を参照して、Interstageを運用するために必要となるメッセージキューまたは共用メモリを再見積りしてください。
再見積りの結果、いずれかが不足していることが確認された場合は、システムパラメタをチューニングしてください。

「理由コード一覧」

理由
コード

原因

対処方法を参照するメッセージ番号/対処方法

1

メモリ不足が発生しました。

is30147

2

Interstageの初期化処理が行われていません。

is30149

3

Interstageの初期化処理に失敗しています。

is30150

4

システム資源不足が発生しました。

is30153

5

Interstageのシステム定義が生成されていません。

is30154

6

システムファイルにI/Oエラーが発生しました。

is30158

7

システムエラーが発生しました。

is30151

8

システム内部で矛盾を検出しました。

is30146

10

CORBAサービスの起動に失敗しました。

is30141

11

インタフェースリポジトリ(標準インタフェース)の起動に失敗しました。

is30141

12

ネーミングサービスの起動に失敗しました。

is30141

13

コンポーネントトランザクションサービスの起動に失敗しました。

is30141

14

データベース連携サービスの起動に失敗しました。

is30141

20

CORBAサービスの回収に失敗しました。

is30142

21

インタフェースリポジトリ(標準インタフェース)の回収に失敗しました。

is30142

22

ネーミングサービスの回収に失敗しました。

is30142

23

コンポーネントトランザクションサービスの回収に失敗しました。

is30142

24

データベース連携サービスの回収に失敗しました。

is30142

26

Interstage内部で異常を検出しました。

is30156

27


環境変数LD_LIBRARY_PATHに、"/opt/FSUNod/lib/nt"が指定されています。

環境変数LD_LIBRARY_PATHに、"/opt/FJSVod/lib/nt"が指定されています。

環境変数(LD_LIBRARY_PATH)の値を正しく設定して、再度コマンドを実行してください。

28

イベントサービスの起動に失敗しました。

is30141

30


コマンドが動作できない状態です。

is30148

31


InterstageサービスのログオンアカウントがAdministratorsグループのメンバではありません。

is30143

32

インタフェースリポジトリ(valueインタフェース)の起動に失敗しました。

is30141

33

インタフェースリポジトリ(valueインタフェース)の回収に失敗しました。

is30142

35

ロードバランスオプションの起動に失敗しました。

is30141

36

ロードバランスオプションの回収に失敗しました。

is30142

38

運用形態で必須のコンポーネントがインストールされていません。

is30168

48

FJSVjs2suパッケージがインストールされていません。

is30911

49

Interstage HTTP Serverの起動に失敗しました。

is30141

51


性能監視ツールの起動に失敗しました。

is30141

52

Java EE Node Agentサービスの起動に失敗しました。

is30141