可変情報
%s1:EJBアプリケーション名
%s2:詳細メッセージ
注意
CMP2.0を使用している場合、可変情報のEJBアプリケーション名が[UNKNOWN]と表示される場合があります。
可変情報の文字列が長いときに、メッセージが分割されて出力される場合があります。
その際、可変情報の一部の文字列が出力されない場合があります。コンテナログファイルに、分割されていない例外情報およびスタックトレースが出力されますので、詳細はそちらを参照してください。
意味
CMPの処理でエラーが発生しました。
システムの処理
詳細メッセージにしたがってIJServerの起動を中止または、Exceptionをthrowします。
ユーザの対処
以下のように対処してください。また、IJServerの「クラスローダの分離」の設定によっては、モジュール間で参照ができない場合があります。“J2EE ユーザーズガイド(旧版互換)”の“J2EEアプリケーションの設計”の“クラスローダの分離”を参照し、アプリケーションの構成あるいはクラスローダの分離に誤りがないか確認してください。
詳細メッセージにしたがって原因を取り除いてください。
後半に、詳細メッセージごとの対処方法を説明しています。CMP1.1を使用している場合は、“71.14.1 CMP1.1を使用している場合の詳細メッセージ”を参照してください。CMP2.xを使用している場合は、“71.14.2 CMP2.xを使用している場合の詳細メッセージ”を参照してください。
詳細メッセージを参照しても対処できない場合には以下を実施して対処してください。
1)以下のログファイルを参照して発生したExceptionを確認してください。
[J2EE共通ディレクトリ]\ijserver\[IJServer名]\log\[プロセス単位の通番]\container.log
[J2EE共通ディレクトリ]/ijserver/[IJServer名]/log/[プロセス単位の通番]/container.log
2)スタックトレースを確認して、例外の発生原因を調査してください。スタックトレースの解析方法については、“J2EE ユーザーズガイド(旧版互換)”の“スレッドダンプが出力された場合の対処”を参照してください。よく発生する例外の原因については“第105章 J2EE使用時に出力される例外情報”を参照してください。
また、上記で解決できない場合には、当該メッセージの情報などと、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。