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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express メッセージ集
Interstage

69.1.12 ihs00012

IHS: ERROR: ihs00012: Syntax error on line %s1 of %s2: %s3 [%s4]

可変情報

%s1:環境定義ファイルの行番号
%s2:環境定義ファイルのパス
%s3:構文エラー内容
%s4:Webサーバ名

意味

以下の原因が考えられます。

  • 構文エラー%s3に以下の内容が出力されている場合、オンライン照合機能使用時に必要なInterstage ディレクトリサービス SDKがインストールされていません。

    Cannot load C:/Interstage/F3FMihs/modules/mod_auth_ldap.so into server:
    The specified module could not be found.

    Cannot load /opt/FJSVihs/modules/mod_auth_ldap.so into server:
    ld.so.1: /opt/FJSVihs/bin/httpd: 重大なエラー:
    libirepldap2.so: open に失敗しました: ファイルもディレクトリもありません。

    Cannot load /opt/FJSVihs/modules/mod_auth_ldap.so into server:
    libirepldap2.so: cannot open shared object file: No such file or directory

  • 構文エラー%s3に以下の内容が出力されている場合、ターミナルサービスがアプリケーションモードの状態で本製品をインストールしています。

    Cannot load C:/Interstage/F3FMjs2su/gateway/jsgw_ap2api.so into server:
    The specified module could not be found.

    または、

    Cannot load C:/Interstage/F3FMsso/ssoatcag/lib/F3FMssoatzihs.dll into server:
    The specified module could not be found.

  • Solaris 10において、構文エラー%s3に以下の内容が出力されている場合、<VirtualHost>セクションに設定した“_default_”または“255.255.255.255”に対するアドレス情報の取得に失敗しています。

    Could not resolve address '255.255.255.255' -- check resolver configuration.
  • 環境定義ファイル%s2の構文に誤り%s3があります。

システムの処理

Webサーバプログラムの実行処理を中止します。

ユーザの対処

以下の対処を行ってください。

  • オンライン照合機能使用時に必要なInterstage ディレクトリサービス SDKがインストールされていない場合で、オンライン照合機能を使用しない場合は、環境定義ファイル%s2のオンライン照合機能の設定を確認してください。
    オンライン照合機能を使用する場合は、Webサーバ%s4と同じマシン上にInterstage ディレクトリサービス SDKをインストールしてください。


  • ターミナルサービスがアプリケーションモードの状態で本製品をインストールしている場合は、以下の操作を行ってください。

    1. 本製品をいったんアンインストールします。

    2. 「CHANGE USER /INSTALL」を実行します。

    3. 再度、本製品をインストールします。

    4. 「CHANGE USER /EXECUTE」を実行します。


  • Solaris 10において、<VirtualHost>セクションに設定した“_default_”または“255.255.255.255”に対するアドレス情報の取得に失敗した場合は、/etc/nsswitch.confファイルのhosts行に“dns”を追加してWebサーバを再起動するか、または124235-03以降のパッチを適用してください。

上記以外の場合は、構文エラー%s3を参照し、環境定義ファイル%s2の行番号%s1に設定しているディレクティブを確認してください。ディレクティブの設定については、“Interstage HTTP Server 運用ガイド”の“ディレクティブ一覧”を参照してください。