名前
jscontdisp - Interstage管理コンソール用Servletコンテナの状態表示
形式
jscontdisp [-M system]
機能説明
jscontdispコマンドは、Interstage管理コンソール用Servletコンテナの状態を表示します。
以下に、jscontdispコマンドが表示する情報を説明します。1つのServletコンテナの情報は1行で表示します。
タイトル | 説明 |
---|---|
PID | ServletコンテナのプロセスIDです。Servletコンテナが停止している場合は'-'(ハイフン)が表示されます。 |
STATUS | Servletコンテナの状態です。以下のいずれかを表示します。
|
Container Name | Servletコンテナの名前です。 |
以下に、jscontdispコマンドのオプションと引数を説明します。
本オプションは、以下の製品でだけ指定可能です。
Interstage Application Server Enterprise Edition
拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名を指定します。
本オプションを省略した場合、または“default”を指定した場合は、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
本オプションを指定せずに、環境変数“IS_SYSTEM”でシステム名を指定することにより、操作を行うことができます。本オプションと環境変数が同時に指定された場合は、本オプションが有効となります。
メッセージ
コマンドの実行結果は、コマンドを実行した画面に出力されます。
メッセージの内容については、“メッセージ集”を参照してください。
エラーの場合、詳細なログ情報が以下のログファイルに出力されます。
Servletコンテナの状態表示に失敗した場合や、jssvstartコマンドで起動したServletコンテナが起動されていない場合は、“トラブルシューティング集”を参照し、対処してください。
C:\Interstage\F3FMjs2su\log\jswatch.log
/var/opt/FJSVjs2su/log/jswatch.log
/var/opt/FJSVisas/system/システム名/FJSVjs2su/var/log/jswatch.log 拡張システムの場合
/var/opt/FJSVjs2su/log/jswatch.log
注意事項
本コマンドは、管理者権限でだけ実行可能です。
Interstage管理コンソール用Servletサービス運用コマンドを同時に複数動作させることはできません。
使用例
jscontdisp |