名前
jssrsadmin - Session Registry Server管理コマンド
形式
jssrsadmin clearsession "オプション"
機能説明
jssrsadminコマンドは、Session Registry Serverの管理を行うコマンドです。
指定したサブコマンドに対応するSession Registry Serverの操作が行えます。
jssrsadminコマンドのサブコマンドについて説明します。
clearsession -n server-name [-a application-name]
Session Registry Serverが永続化しているセションの情報を消去します。
clearsessionサブコマンド
以下にclearsessionサブコマンドのオプションを説明します。
永続化しているセションの情報を消去したいSession Registry Server名を指定します。
Windows(R)の場合、大文字と小文字は区別されません。
Webアプリケーション名を指定します。
Windows(R)の場合、大文字と小文字は区別されません。
本オプションを省略した場合、すべてのアプリケーションについて永続化されているセションを消去します。
本オプションの指定の有無によって、“永続化ファイル出力先に指定したディレクトリ/sessionrecovery”の削除方法が、以下のように異なります。
本オプションの指定時
“永続化ファイル出力先に指定したディレクトリ/sessionrecovery”配下の-aオプションで指定されたアプリケーション名に対応するディレクトリが削除されます。
削除対象以外のディレクトリおよびファイルが存在しない場合は、“永続化ファイル出力先に指定したディレクトリ/sessionrecovery”も削除されます。
本オプションの省略時
“永続化ファイル出力先に指定したディレクトリ/sessionrecovery”およびその配下が削除されます。
戻り値
0 = 正常終了
上記以外 = エラーが発生し処理を中断
注意事項
本コマンドは、管理者権限でだけ実行可能です。
clearsessionサブコマンドを実行する場合、システム内のSession Registry Server、および(該当Session Registry Serverを使用している)IJServerが停止している必要があります。
本コマンドの操作は、Interstage JMXサービスに対して処理を要求するため、コマンド実行時は、InterstageJMXサービスが起動している必要があります。
使用例
Session Registry Serverのワークユニット名がsrs001、永続化セション情報消去対象のアプリケーション名がsample.warの操作例を以下に示します。
C:\Interstage\F3FMjssrs\bin\jssrsadmin clearsession -n srs001 -a sample |
/opt/FJSVjssrs/bin/jssrsadmin clearsession -n srs001 -a sample |