ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server/Interstage Web Server Express リファレンスマニュアル(コマンド編)
Interstage

21.17 odstartsnap

名前

odstartsnap  -  スナップ情報の採取開始

形式

odstartsnap [-i ImplID] ... [-p pid] ... [-M system]

機能説明

odstartsnapコマンドは、スナップ情報の採取を開始します。
スナップ情報は、本コマンドにより共有メモリ上に採取されます。スナップ情報の出力は、コマンドで行います。

本コマンドでオプションを指定しない場合、すべてのCORBAアプリケーションのスナップ情報の採取を行います。オプションを指定した場合、指定されたプロセスIDまたはインプリメンテーションリポジトリIDのスナップ情報の採取を行います。

なお、スナップ情報の詳細については、“トラブルシューティング集”の“障害調査資料の採取”に記載されている“CORBAサービスのスナップショットの採取”を参照してください。

本コマンドで指定可能なオプションとパラメタを以下に示します。

-i ImplID

ImplIDで指定されたインプリメンテーションリポジトリIDに対応するプロセスのスナップ情報の採取を開始します。

-p pid

pidで指定されたプロセスIDに対応するプロセスのスナップ情報の採取を開始します。

-M system

拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名systemを指定します。本オプションを省略すると、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
本オプションは、以下の製品で指定可能です。

  • Interstage Application Server Enterprise Edition

注意事項

使用例

odstartsnap
odstartsnap -p 203
odstartsnap -i IDL:test1/intf1:1.0 -p 507