名前
isstandbywu - ワークユニットの事前起動
形式
isstandbywu [-M システム名] wuname
機能説明
isstandbywuコマンドは、クラスタサービス使用時に、待機ノードでワークユニットを事前起動します。
以下に、isstandbywuコマンドのオプションについて説明します。
対象のシステム名を指定します。
本オプションを省略すると、デフォルトシステムが対象となります。
事前起動するワークユニットの名前を指定します。ワークユニット種別が“ORB”または“WRAPPER”、“IJServer”のワークユニットのみ指定できます。
注意事項
本コマンドはクラスタサービス使用時のみ使用してください。
isstandbywuコマンドで起動されたワークユニットは、コマンド投入者の資格で動作します。そのため、コマンド投入者はワークユニット上のアプリケーションがアクセスする資源に対して、以下の権限を保持している必要があります。
業務システム用区画のディスクパーティションの読み込み許可および書き込み許可。
ワークユニット定義で指定したディレクトリおよびファイルを使用するために必要なファイルシステムの権限。
ワークユニット上のアプリケーションが使用する資源に対する利用権。
メモリ不足が発生した場合、isstandbywuコマンドは無応答となることがあります。
使用例
isstandbywu TDSAMPLE1 |