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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express リファレンスマニュアル(コマンド編)
Interstage

17.7 cmgetcrl

名前

cmgetcrl  -  CRLの取得

形式

cmgetcrl [-ed EnvDir] -url Url [-pr Proxy] [ -lc LDAPHopLimit] [-w Wait] [-iv IPVersion]

機能説明

指定したURLからCRLを取得してCRLの管理環境に格納します。

以下に、cmgetcrlコマンドのオプションと引数を説明します。

-ed EnvDir

Interstage HTTP ServerのSSL環境構築で作成した運用管理ディレクトリを絶対パスで指定します。省略時は、環境変数“CMIPATH”に設定されている情報を有効とします。

-url Url

CRLの取得先をhttpまたはLDAPで指定します。

-pr Proxy

proxyサーバのホスト名を指定します。-urlでhttpを指定した場合にのみ有効です。-urlにhttp以外が指定された場合は、本オプションの指定は無視されます。

-lc LDAPHopLimit

リフェラル使用時の、LDAPサーバからLDAPサーバへのHOPカウントを0~100で指定します。なお、-urlでldapを指定した場合にのみ有効となります。-urlにldap以外が指定された場合は、本オプションの指定は無視されます。
0を指定した場合は、HOPカウントの制限はありません。省略値は5とみなします。

-w Wait

サーバとの通信の応答待ち時間を1~300秒で指定します。省略値は150秒とみなします。

-iv IPVersion

-urlでのホスト名がIPv6とIPv4の両方のアドレスを持っている場合、どちらのアドレスを優先するかを指定します。-urlでhttpを指定した場合のみ有効です。
なお、-urlでldapを指定した場合、IPv6とIPv4のどちらのアドレスが優先されるかは、LDAP SDKに依存します。

V4 : IPv4のアドレスを優先します。(省略時)
V6 : IPv6のアドレスを優先します。

注意事項

使用例

http://crl.fujitsu.com/pki.crlからCRLを取得する場合。

cmgetcrl -ed C:\Temp\CertDir -url http://crl.fujitsu.com/pki.crl

ldap://ldap.fujitsu.com:/cn=Fujitsu%20Certification%20Authority,o=Fujitsu%20group,c=jp?CertificateRevocationList;binaryからCRLを取得する場合。

cmgetcrl -ed C:\Temp\CertDir -url ldap://ldap.fujitsu.com:/cn=Fujitsu%20Certification%20Authority,o=Fujitsu%20group,c=jp?CertificateRevocationList;binary