名前
ssodelfsv - 他社連携情報の削除
形式
ssodelfsv [-c [-p password]]
機能説明
相手シングル・サインオンシステムの情報を削除します。
以下に、ssodelfsvコマンドのオプションと引数を説明します。
Interstage証明書環境から、相手シングル・サインオンシステムの署名検証用証明書を同時に削除する場合に指定します。
Interstage証明書環境にアクセスするためのパスワードを指定します。
-cオプションを指定し、本パラメタを省略した場合は、パスワードの入力を求められます。
本オプションを指定する場合は、パスワードを覗き見られないように十分注意してください。
メッセージ
本コマンドの実行時、-cオプションを指定し、-pオプションを指定しなかった場合、Interstage証明書環境のパスワードを要求するメッセージが表示されます。
削除の開始前に確認メッセージが表示されます。削除する場合は、“yes”を、中止する場合は“no”を入力してください。
注意事項
本コマンドは管理者権限で実行してください。
本コマンドは認証サーバで実行してください。
本コマンドを実行する前に、認証サーバの資源ファイル、およびInterstage証明書環境資源をバックアップしてください。認証サーバの資源ファイル、およびInterstage証明書環境資源のバックアップについては、“運用ガイド(基本編)”の“メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行/ホスト情報の変更)”を参照してください。
において本コマンドを実行する場合は、環境変数JAVA_HOMEにJDK、またはJREのインストールパスを設定してください。
本コマンド実行後は、必ず認証サーバ、および認証サーバ間連携サービスを再起動してください。
本コマンドで-cオプションを指定して署名検証用証明書を削除しても、その認証局証明書、中間認証局証明書は削除されません。
本コマンドは、複数同時に実行しないでください。
本コマンドは、ssoimpmetaコマンドと同時に実行しないでください。
本コマンドは、Interstage管理コンソールの[システム]>[セキュリティ]>[シングル・サインオン]>[認証基盤]>[認証サーバ]>[環境設定]を表示している状態で実行しないでください。
本コマンドを実行するためには、以下のパッケージがインストールされている必要があります。
認証サーバ
FJSVssoac、FJSVssofs、FJSVssocm、FJSVfsvl
使用例
相手シングル・サインオンシステムの情報を削除します。同時に使用している署名検証用証明書も削除します。
ssodelfsv -c |
相手シングル・サインオンシステムの情報を削除します。同時に使用している署名検証用証明書も削除します。
JAVA_HOME=/opt/FJSVawjbk/jdk6;export JAVA_HOME |
Password:(注1) |
注1)Interstage証明書環境のパスワードを指定します。-pオプションを指定した場合は表示されません。
注2) “yes”、または“no”を入力してください。それ以外を入力すると、“no”を入力した場合の動作となります。