名前
esstartchnl - イベントチャネルの起動
形式
esstartchnl -g group [-r mode ] [-M system]
機能説明
イベントチャネルを起動します。イベントチャネルの起動は、イベントチャネルを生成したときのグループ名により起動します。
指定できるオプションとパラメタを以下に示します。
起動するイベントチャネルのグループ名を指定します。
データベース連携サービスでリカバリ処理に失敗した(エラーメッセージes11017)場合、強制的にチャネルの起動を成功させます。
指定可能なモードmodeは、以下のとおりです。
r:未解決トランザクションを強制的にロールバックします。
c:未解決トランザクションを強制的にコミットします。
拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名systemを指定します。本オプションを省略すると、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
本オプションは、以下の製品で指定可能です。
Interstage Application Server Enterprise Edition
Interstage Business Application Server
注意事項
本コマンドは、管理者権限で実行してください。
ネーミングサービスが起動されている必要があります。
イベントサービスが起動されている必要があります。
Interstage Business Application Serverにおいて本コマンドを使用する場合、データベースシステムの環境変数を設定する必要があります。設定内容の詳細については、“Interstage Business Application Server 運用ガイド(アプリケーション連携実行基盤編)”の“アプリケーションサーバの環境設定”-“環境作成前処理”を参照してください。
使用例
イベントチャネルのグループ“GROUP”を起動します。
esstartchnl -g GROUP |