名前
tdstartsnap - コンポーネントトランザクションサービスのスナップショット取得開始
形式
tdstartsnap [-M システム名] wuname
機能説明
tdstartsnapコマンドは、コンポーネントトランザクションサービスのスナップショットの取得を開始します。
スナップショットはこのコマンドにより共有メモリ上に取得されます。スナップショットの出力はtdstopsnapコマンドで情報の取得を終了した後、tdformsnapコマンドで行います。
以下に、tdstartsnapコマンドの引数を説明します。
対象のシステム名を指定します。
本オプションを省略すると、デフォルトシステムが対象となります。
スナップショットを取得したいアプリケーションが定義されているワークユニット名を指定します。
注意事項
スナップショットの取得はワークユニット単位で行いますので、同じワークユニットに定義されている他のアプリケーションについてもスナップショットの取得を開始します。
このコマンドを発行するには以下の条件が必要です。
指定したワークユニットが起動されていること
スナップショット取得中にワークユニットを停止した場合、自動的にスナップショットの取得は終了します。このためtdstopsnapコマンドによる取得の停止は必要ありません。
tdstartsnapコマンドはコンポーネントトランザクションサービスのみ有効です。
使用例
tdstartsnap TDSAMPLE1 |