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Interstage Web Server Express シングル・サインオン運用ガイド
Interstage

5.1.4 アプリケーションの実行

  シングル・サインオンJavaAPIを利用するJavaアプリケーションの実行方法について説明します。

(1)システムプロパティの設定

  シングル・サインオンJavaAPIを利用するJavaアプリケーションを実行する場合、JavaVM起動時に以下のシステムプロパティの設定が必要になります。

システムプロパティ

設定する値

java.security.auth.login.config

ログイン構成ファイルの絶対パス名

■Java EEを使用する場合

  システムプロパティについては、Interstage Java EE管理コンソールを使用して、以下の手順で行ってください。

  1. [クラスタ]を選択します。表示される画面の[設定]列の[IJServer-config]を選択してください。

  2. [構成]から[JVM設定]を選択してください。

  3. [JVMオプション]タブから“java.security.auth.login.config”の値を変更してください。


  システムプロパティは、同一VM内で動作するすべてのアプリケーションで同じ値となります。

(2)アプリケーションの起動

■Java EEを使用する場合
  IJServerクラスタを起動してください。

  ログイン構成ファイルを更新した場合や、業務サーバの環境設定で[Webアプリケーションとの連携]の[ユーザ情報の通知]の設定を更新した場合、または、業務システムを再構築した場合はアプリケーションを再起動する必要があります。アプリケーションがサーブレットアプリケーションの場合は、IJServerクラスタを停止し、再起動してください。