ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書(コンソール編)
Systemwalker

3.1.3 基本的な操作方法

左側のサマリツリーで表示対象のモニタを示すノードを選択することで、右側にモニタコンテンツが表示されます。

コンテンツ作成中は、コンテンツ表示域に「Loading...」とのメッセージが表示されます。

当メッセージ表示中は、表示および自動更新の操作はキャンセルされます。


3.1.3.1 更新/自動更新

モニタは最新情報への更新や、自動更新を行うことが可能です。

その際には以下のオプションが指定できます。

オプション

説明

基点

モニタを表示させる基点を選択します。

選択可能な基点は以下です。

現在,指定日時

現在を選択した場合は、現在を基点としてモニタが表示されます。

指定日時を選択した場合は、現在時刻から3日前までの日時について基点として選択可能です。

範囲

モニタの表示範囲を、現在または指定日時から遡って何時間表示するかを選択します。

選択可能な表示範囲は以下です。

1, 2, 4, 8, 12, 18, 24時間

デフォルトでは2時間です。

表示件数

表示件数は任意指定および全件指定が可能です。

ポイント

表示件数を設定した場合、性能値が高いことにより問題が発生する可能性がある項目(CPU使用率など)については上位を、その逆については下位を表示します。

グラフで表示可能な件数は10件程度までです。10件以上の場合、グラフが凡例で潰れる場合があります。

自動更新・間隔

自動更新を行う場合は更新間隔を選択し、チェックボックスをチェックします。

選択可能な更新間隔は以下です。

1, 3, 5, 10分

デフォルトは10分です。

チェックボックスをチェックしたときに、更新時間のカウントが始まります。また、自動更新を行っている場合に更新時間を変更すると、その時点でカウントが再度始まります。

なお、コンテンツの表示が更新間隔に間に合わなかった場合、その回の更新は実行されずに次の回までスキップします。

自動更新を止める場合は、チェックボックスのチェックを外してください。

上記のうち[基点]、[範囲]、[表示件数]は、何度も同じ指定を行う必要がないように、一度指定して表示を行うと、別のモニタに移った場合にも継承されます。

ポイント

複数のコンソールを開き、種類の異なるモニタを同時に表示して、異なる自動更新間隔で参照したい場合などは、Internet Explorerをお使いであれば、別途スタートメニューからInternet Explorerを起動することで、異なるオプションを指定することができます。

注意

PDBに保持されるAgentのサマリデータは、Agentから受信したサマリデータの最新の保持期間分(最大)です。管理コンソールのサマリ表示では、PDBに保持されているサマリデータを表示するためAgentが停止していた場合、停止していないAgentと比べ、表示期間に差異が出る事があります。

注意

コンテンツ(グラフや表)を表示しようとすると、以下のような現象が発生する場合があります。

  • エラーコード 1572864 で終了する。

  • グラフの画像の代わりに"Chart is unavailable"と表示される。

  • グラフの画像が抜け落ちる(グラフのみ表示されない)。

  • 次のエラーメッセージが表示される。

    "The specified CGI application misbehaved by not returning a complete set of HTTP headers. The headers it did return are: Unable to register TclNotifier window class"

    "ohd_update error."

    "Ohd file create error."


この現象は、原因として運用管理クライアントのDesktop heap(デスクトップヒープ)が不足していることが考えられます。「6.1 コンテンツ表示エラーについて」を参照して、Desktop heapを拡張してください。


3.1.3.2 対象の詳細表示を開く

モニタで問題が見つかった場合、対象の詳細表示を開くには、モニタが表示された状態で[詳細]タブをクリックし、詳細表示ツリーで詳細表示アイコンを選択します。


3.1.3.3 別ウィンドウで表示する・印刷する

サマリ画面の右下の[別ウィンドウで表示]ボタンをクリックすると、現在表示中のモニタコンテンツを、別ウィンドウで開くことができます。

コンソールで他のモニタを表示し、並べて比較することが可能です。

また、別ウィンドウで表示した画面で、[印刷]ボタンをクリックすると、その画面イメージを印刷することができます。