本章では、Agentをインストールしていない被監視サーバをリモートで管理する方法について説明します。
インストールレス型Agentの機能については、解説書「インストールレス型Agentの運用モデル」および「インストールレス型Agent」を参照してください。
インストール型Agentとインストールレス型Agentの違いについては、解説書「Agent」を参照してください。
■環境
Manager/Proxy Managerで実行可能です。
■実行に必要な権限
【Windows版】
Administratorsグループに所属するユーザー権限が必要です。
【UNIX版】
システム管理者(スーパーユーザー)権限が必要です。
■通信方式
リモートで性能情報を収集するときの監視サーバと被監視サーバ(インストールレス型Agent)の通信方式は、telnet、ssh、https通信のいずれかになります。詳細は「2.1.1 前提条件」または「2.2.1 前提条件」を参照してください。
注意
telnetを使用する場合、監視サーバから被監視サーバにtelnet(ポート番号23)で接続できるように環境を設定してください。
sshを使用する場合、監視サーバから被監視サーバとssh(ポート番号22)で接続できるように環境を設定してください。
■システム時刻について
監視サーバと被監視サーバのシステム時刻は、同じ時刻になるように設定してください。
■管理対象
インストールレス型Agentで以下の性能管理を行うための設定について説明します。