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Symfoware Server V11.0.0 データベース二重化導入運用ガイド
Symfoware

B.3.6 RERUNログ反映時のコミット順序の保証単位

DBミラーリングシステムでは、利用者の使い方に応じて、副系ノードにおけるRERUNログ反映時のトランザクションを保証する単位を選択することが可能です。

なお、RERUNログ反映のコミット順序の保証単位はRLPごとに選択できます。

注意

副系ノードでの参照業務の目的からRERUNログ反映のコミット順序の保証単位にロググループを選択した場合

本機能を選択した場合には、正本のデータベースで発生したトランザクションの単位で、反映常駐スレッドが1多重で副本のデータベースにRERUNログを反映します。したがって、正本のデータベースでの更新トランザクションの負荷が高いシステムでは、異常発生時の高速な縮退を実現できない場合があります。このような場合には、RERUNログ反映のコミット順序の保証単位にDSIを選択することを検討してください。

参照

RERUNログ反映のコミット順序の保証単位は、RLP動作環境ファイルのREF_APPLY_MODEパラメタで指定します。REF_APPLY_MODEパラメタの詳細については、“5.2.8.4 RLP動作環境ファイルの編集”を参照してください。