管理コマンドのオプションについて説明します。
Java EE実行環境管理用ポート番号を“4848”以外に変更した場合、コマンド実行時にオプションを指定する必要があります。また、JavaEE実行環境管理者のパスワードを入力する必要があります。
Java EE実行環境管理用ポート番号の確認方法は、“A.2.1 Java EE実行環境管理用ポート番号”を参照してください。オプションの指定方法は、コマンド実行時のパラメーターで指定する方法と、環境変数OPTIONに設定しておく方法があります。
コマンド実行時のパラメーターで指定する場合には以下のオプションを指定してください。
オプション | 説明 |
---|---|
-p | Java EE実行環境管理用ポート番号を指定してください。 Java EE実行環境管理用ポート番号変更した場合、本オプションで正しい値を指定しないと、コマンドは失敗します。 |
-u | Java EE実行環境管理者のユーザー名を指定してください。 本パラメーターを指定しない場合、コマンド実行時にJava EE実行環境管理者のユーザー名の入力を求められます。 |
例:Java EE実行環境管理用ポート番号“4849”を、“4850”に変更する場合の実行例
【Windows】
>"%SWCTMG_HOME%\glassfish\bin\asadmin" set -p 4849 -u Administrator server.http-service.http-listener.admin-listener.port=4849 管理パスワードを入力してください> server.http-service.http-listener.admin-listener.port = 4850 >
【Linux】
#/opt/FJSVctbss/glassfish/bin/asadmin set -p 4849 -u Administrator server.http-service.http-listener.admin-listener.port=4849 管理パスワードを入力してください> server.http-service.http-listener.admin-listener.port = 4850 #
例:環境変数OPTIONにオプションを設定しておく例
【Windows】
SET OPTION=-p 4849 -u Administrator
【Linux】
export OPTION="-p 4849 -u Administrator"