サーバのセットアップの手順について説明します。
注意
コマンドの説明で使用する環境変数“SWCTMG_HOME”は、インストーラがシステム環境変数として設定します。
コマンドはインストール完了後に起動したコマンドプロンプトで実行してください。
セットアップコマンドの実行
OS管理者としてログインします。
Systemwalker Service Catalog Managerをセットアップするサーバに、OS管理者としてログインします。
以下のコマンドを使って、セットアップを実行します。
%SWCTMG_HOME%\setup\swctmg_setup <パラメーター>
<パラメーター>は、以下のパラメーターをNo.1から順に全て入力してください。また、各パラメーターの間に、半角空白を入力してください。Systemwalker Service Catalog Managerが使用するポート番号については、“A.1 ポート番号一覧”を参照してください。
No. | パラメーター名 | 必須 | 説明 |
---|---|---|---|
1 | HOSTNAME | ○ | CT-MGサーバのホスト名またはIPアドレス。データベースへの接続許可ホスト、および各ポータル画面へのアクセスURLに設定されます。 例:10.0.0.1 |
2 | AS_ADMIN_USER | ○ | Java EE 実行環境管理者のユーザー名。Java EE実行環境管理者のユーザー名に設定されます。 例:Administrator |
3 | AS_ADMIN_PASSWORD | ○ | Java EE実行環境管理者のパスワード。Java EE実行環境管理者のパスワードに設定されます。 例:User1234 |
4 | AS_ADMIN_DOMAIN_PORT | ○ | Java EE実行環境管理用ポート番号。Java EE実行環境で使用する管理用ポート番号に設定されます。 例:4848 |
5 | PGS_SERVER | ○ | localhostのみ使用可能です。 |
6 | PGS_PORT | ○ | データベースとの接続に利用するポート番号 例:5443 |
7 | SMTP_HOST | ○ | SMTPサーバのホスト名。 “1.1.1 インストール前の作業”で準備したSMTPサーバのホスト名またはIPアドレスを指定してください。 例:smtp.css.example.com |
8 | SMTP_PORT | ○ | SMTPサーバのポート番号。 “1.1.1 インストール前の作業”で準備したSMTPサーバのポート番号を指定してください。 例:25 |
9 | JMS_BROKER_PORT | ○ | Java EE実行環境で使用するJMSのポート番号。 例:7676 |
10 | CTMG_WS_LISTENER_PORT | ○ | ctmg-instanceのHTTPリスナーポート番号。ポータル画面にブラウザでアクセスする際のポート番号。 例:8080 |
例:
%SWCTMG_HOME%\setup\swctmg_setup 10.0.0.1 Administrator User1234 4848 localhost 5443 smtp.css.example.com 25 7676 8080
注意
各ポート番号は1~65535までの半角数字を指定してください。
AS_ADMIN_PASSWORD は8文字以上の半角文字を入力してください。
セットアップの開始
セットアップが開始すると、以下のメッセージが表示されます。
swctmg_setup: INFO: 101: Systemwalker Service Catalog Manager setup start.
完了の確認
セットアップが完了すると、以下のメッセージが表示されます。
swctmg_setup: INFO: 102: Systemwalker Service Catalog Manager setup end.
注意
セットアップの開始から完了までは、数分~10分程度です。セットアップ中にコマンドを終了しないでください。