JavaScriptの構文解析でエラーとなる場合がある
【現象】
JavaScriptの構文解析では、予約語や正規表現のリテラル形式が構文解析で正しく扱われない場合があり、その結果として不当なエラーが検出される場合があります。
【対処】
JavaScriptの構文解析を実行しないようにしてください。以下に手順を説明します。
JavaScript バリデータを実行しないようにする場合
プロジェクトエクスプローラで対象となるプロジェクトを選択します。
コンテキストメニューの[プロパティ]を選択して、[プロパティ]ダイアログボックスを開きます。
[プロパティ]ダイアログボックスの左側のツリービューで[ビルダ]を選択します。
[ビルダ]ページで、[JavaScriptバリデータ]のチェックを外します。
JavaScript 構文検証を実行しないようにする場合
プロジェクトエクスプローラで対象となるプロジェクトを選択して、コンテキストメニューの[プロパティ]を選択して、[プロパティ]ダイアログボックスを表示します。または、ワークベンチのメニューの[ウィンドウ]>[設定]を選択して、[設定]ダイアログボックスを表示します。
[プロパティ]ページ、または、[設定]ページの左側のツリーから[検証]を選択します。
[検証]ページで、[JavaScript 構文検証]の[ビルド]のチェックを外します。
ポイント
問題ビューから問題を削除するには、JavaScriptの構文解析を実行しないようにする前に自動的にビルドを行わない状態でプロジェクトのクリーンを実行する必要があります。
注意
JSPエディタで、<script>~</script>タグ内のJavaScriptコードにJSPタグを記述すると、問題ビューにJavaScriptの構文エラーが表示されることがあります。
JSPタグはJSPの実行時に動的に変換されるものですが、エディタでのJavaScript構文チェック時にはJSPタグを変換することができないため、その部分が構文エラーと見なされてしまうものです。
このような場合にはそのままビルドや実行の操作を行ってください。構文エラーが出てもビルドや実行の操作は可能です。