ファイル、フォルダ、プロジェクトが削除できない。
【現象】
ワークベンチからの操作によって、ファイルシステムのパス長の最大値を超えるパスのファイルが誤って生成される場合があり、ワークベンチやエクスプローラからそのファイル、および、そのファイルを含んでいるフォルダ、プロジェクトの削除が失敗する場合があります。
【対処】
以下の方法で、ファイルシステムのパス長の最大値を超えるパスのファイルおよびフォルダを削除してください。
java -classpath <ワークベンチのインストールフォルダ> \bin\f5drprfc.jar RemoveFolderContents フォルダ名
本コマンドは、指定されたフォルダ内にあるファイルおよびフォルダを、1つずつ削除するかどうか問い合わせた上で削除します。指定されたフォルダ自身の削除は行いません。
[Windowsセキュリティの重要な警告]ダイアログボックスが表示される。
【現象】
以下の場合に[Windowsセキュリティの重要な警告]ダイアログボックスが表示されることがあります。
アプリケーションのデバッグを実行した場合
WebアプリケーションあるいはApcoordinatorアプリケーションを、Tomcat起動構成を用いて実行した場合
ワークベンチのメニューから[ヘルプ] > [ヘルプ目次]を選択した場合
[Windowsセキュリティの重要な警告]ダイアログボックスには以下のように表示されます。
コンピュータを保護するため、このプログラムの機能の一部が Windowsファイアウォールでブロックされています。 このプログラムをブロックし続けますか? 名前(N): Java(TM) 2 Platform Standard Edition binary 発行元(P): FUJITSU LIMITED
【対処】
[Windowsセキュリティの重要な警告]ダイアログボックスで、[ブロックする]、[ブロックを解除する]、あるいは、[後で確認する]のいずれかのボタンを押してダイアログボックスを閉じてください。どのボタンを押しても問題なく使えるようになります。
注意
[Windowsセキュリティの重要な警告]ダイアログボックスに表示されるメッセージはOSによって異なります。ここでは、Windows XP Service Pack 2をもとに記述しています。
メモリ不足エラーが発生し、ワークベンチが終了する場合がある。
【現象】
ワークベンチ上でメモリを大量に使用するような処理を行った場合、以下のエラーメッセージが表示されてワークベンチが終了することがあります。
「メモリ不足エラーが発生しました。この種のエラーが今後発生しないようにするには Readme の"Running Eclipse"セクションを参照してください。」
【対処】
このような場合には、以下の記事を参考にヒープ領域を増やしてください。
<ワークベンチのインストールフォルダ>\eclipse\isstudio_ja.htm
Interstage管理コンソールまたはInterstage Java EE管理コンソールが起動しない。
【現象】
ローカルにインストールしたアプリケーションサーバのサービスは標準では停止状態です。停止状態のため、Interstage管理コンソールまたはInterstage Java EE管理コンソールが起動されません。
【対処】
ローカルのInterstage管理コンソールまたはInterstage Java EE管理コンソールを使用する場合には、Interstage基盤サービス操作ツールでアプリケーションサーバのサービスを起動してください。
注意
ワークベンチで発生する問題に関する注意
以下で発生した問題に対して当社のサポートを受けることはできません。
標準のワークベンチでデフォルトでは見えないようにしている機能
設定ページの[一般] > [機能] > [拡張]で表示される機能のうち、デフォルトではチェックされていない"プラグイン開発"、"EMF開発"、"サーバランタイムの非推奨機能"などがデフォルトでは見えない機能です。
Java EE 6ワークベンチの以下の機能
CVS機能
EMF(Eclipse Modeling Framework)機能
プラグイン開発機能
EJBのXDoclet関連機能
静的Webプロジェクト関連機能
WebサービスのAxis関連機能
Interstage Application Server以外のサーバ機能
ソフトウェア説明書の"関連ソフトウェア"に記載しているデータベース製品以外に関するデータベース機能