[名称]
Symfoware抽出レプリケーションの性能情報取得コマンド
[形式]
Symfoware抽出レプリケーションのチューニングの設定情報、および性能情報を出力する操作
lxreppda { -v | -p 時間間隔 [繰り返し回数] }
[機能説明]
本コマンドは、Symfoware抽出レプリケーションにおけるチューニングの設定情報の出力と、性能情報の取得および出力を行います。
性能情報は、本コマンド実行時から時間間隔オペランドに指定された間隔ごとに取得し、出力します。
[オプションの意味]
Symfoware抽出レプリケーションのチューニングの設定情報を出力します。
Symfoware抽出レプリケーションの性能情報を出力します。
Symfoware抽出レプリケーションの性能情報を取得する間隔を1から3600までの数字で指定します。指定する値の単位は秒です。lxreppdaコマンドを実行してから指定された時間間隔ごとに取得した性能情報を出力します。
Symfoware抽出レプリケーションの性能情報を出力する回数を1から100000までの数字で指定します。繰り返し回数を省略した場合、1回だけ出力します。
Symfoware抽出レプリケーションのチューニングの設定情報(-vオプション指定)の出力の場合
# Linkexpress Replication option Performance Environment TRF-Write-Buffer Number(Size) : 2000(1024000byte) → 1 DLF-Writer Mode : MULTI → 2 DLF Sync Pararell-Number : 10 → 3 Range of Effective Log Rate : 50% → 4
トランザクションログファイルへの書き込みバッファ数(サイズ)
差分ログ処理単位
差分ログファイルの書き込み保証処理の並列数
トランザクションログファイルの容量に対する有効ログ範囲の割合
※各チューニングパラメタの設定方法は、2.2.5.3 動作環境ファイルの作成を参照してください。
Symfoware抽出レプリケーションの性能情報(-pオプション指定)の出力の場合
以下に出力される“項目名”、および“データ”について説明します。
出力される“データ”の列は、性能情報を取得した時間ごとに1行で出力します。
項目名 | 意味 | 出力形式 |
---|---|---|
DateTime | 性能情報を取得した日時を意味します。 | 例) |
TRFDtWrFq | “トランザクションログファイルデータ部書き込み回数”を意味します。 | 例)35 |
TRFDtWrSz | “トランザクションログファイルのデータ部の書き込み量”(単位:Kbyte)を意味します。 | 例)100 |
TRFIxWrFq | “トランザクションログファイルのインデックス部の書き込み回数”を意味します。 | 例)10 |
TRFIxWrSz | “トランザクションログファイルのインデックス部の書き込み量”(単位:Kbyte)を意味します。 | 例)4 |
WrBfDryFq | “トランザクションログファイル書き込みバッファの枯渇発生回数”を意味します。 | 例)2 |
TrnNm | “トランザクション数”を意味します。 | 例)4 |
SqlPrcNm | “SQL処理件数”を意味します。 | 例)206 |
CapaDftFq | “トランザクションログファイル容量不足発生回数”を意味します。 | 例)2 |
TRFUseSz | “トランザクションログファイルの使用量”(単位:Kbyte)を意味します。 | 例)9216 |
TRFUseRt | “トランザクションログファイルの使用率”(単位:%)を意味します。 | 例)90 |
CmtUnPrcTrnNm | “コミット済未処理トランザクション数”を意味します。 | 例)13 |
TRFRdFq | “トランザクションログファイル読み込み回数”を意味します。 | 例)10 |
TRFRdSz | “トランザクションログファイル読み込み量”(単位:Kbyte)を意味します。 | 例)320 |
DLFSyFq | “差分ログファイルへの書き込み保証実行回数”を意味します。 | 例)3 |
SyWtTrnNm | “差分ログファイルへの書き込み保証待ちトランザクション数”を意味します。 | 例)2 |
DLFExpFq | “差分ログファイルの容量拡張回数”を意味します。 | 例)5 |
SyPrcNm | “差分ログファイルへの書き込み保証処理に対する対象トランザクション数”を意味します。 | 例)2 |
SyPrcDLFMaxNm | “差分ログファイルへの書き込み保証処理に対する対象差分ログファイル数”を意味します。 | 例)2 |
[注意事項]
Symfoware/RDBが起動されていない場合、本コマンドは異常終了します。
マルチRDB運用のときは、環境変数RDBNAMEで対象のRDBシステム名を設定してください。
チューニング方法については、“付録H レプリケーションのチューニングについて”を参照してください。
[復帰値]
0:正常終了
1:異常終了