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ETERNUS SF Storage Cruiser 15.0 運用ガイド

6.1.7 End to Endリスト表示

End to End リスト表示は、ストレージからサーバまでの関連する情報をリスト表示します。Webコンソールで「関係管理」を選択してください。

注意

End to Endリスト表示では、ホストアフィニティ機能を使用して接続されたボリュームだけが表示されます。

VMwareの場合

VMwareのVMゲストとストレージ装置のEnd to Endリスト表示を行う場合は、VMホストを運用管理サーバに登録してください。また、運用管理サーバに登録したVMホストを管理している VMware vCenter Serverを本製品に登録する必要があります。

VMware vCenter Server登録には、以下を指定してください。

注意

  • VMwareのEnd to End リスト表示は、FC接続およびiSCSI接続でVMホストに接続されたストレージの情報をサポートします。SAS接続、FCoE接続、FC環境でのNPIV接続、およびVMゲストが直接iSCSI接続しているストレージについては未サポートです。

  • VMホストをホスト名でVMware vCenter Serverに登録している場合、本製品に登録しているVMホストについて運用管理サーバ上で名前解決できるように設定してください。以下のどちらかの設定をします。

    • VMware vCenter Serverに設定されているVMホストのIPアドレスとホスト名を、運用管理サーバが参照しているDNSサーバに登録します。

    • VMware vCenter Serverに設定されているVMホストのIPアドレスとホスト名を、運用管理サーバの /etc/hosts ファイルに定義します。

VMゲストの使用LUN表示は、VMFS形式のデータストアおよびRawDeviceMappingをサポートします。NFS形式のデータストアは未サポートです。

Hyper-Vの場合(Windows版 マネージャーだけ

Hyper-VホストのVMゲストのEnd to End リスト表示を行う場合は、Hyper-Vホストにエージェントをインストールして運用管理サーバに登録してください。
次に、End to Endビュー(Hyper-V)で、対象のHyper-Vホストを登録してください。
Hyper-Vホストの登録では、以下を指定してください。

また、Hyper-Vホスト、および運用管理サーバに対して以下の設定を行ってください。
設定をする場合は、管理者権限を持つユーザーでログインして実行してください。

注意

  • 本機能を利用するためには、運用管理サーバ上に以下の機能がインストールされている必要があります。

    • .NET Framework 2.0 以降

    • PowerShell 2.0 以降

    • WinRM2.0 以降

    また、サポート対象のHyper-Vのバージョンは2.0です。

  • Hyper-VのEnd to End リスト表示は、FC接続およびiSCSI接続でVMホストに接続されたストレージの情報をサポートします。SAS接続、FCoE接続、およびVMゲストが直接iSCSI接続しているストレージについては未サポートです。

  • マルチパス構成の場合、1つのパスだけが表示されます。
    エージェントが検出したホスト名とHyper-VのEnd to Endリスト表示機能で表示されるHyper-Vホストのホスト名が異なる場合があります。一致させる場合は、Hyper-Vホストの/etc/hostsファイルに、ホスト名をコンピューター名として定義してください。