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PRIMECLUSTER GLS for Windows ユーザーズガイド 4.3

まえがき

本書の目的

本書は、PRIMECLUSTER GLS for Windows(以降、GLSと略します)の機能、導入および運用管理手順について説明しています。

本書の読者

本書は、GLSの導入、運用管理を行うシステム管理者を対象にしています。

本書を読む場合、以下の知識が必要です。

本書の構成

本書の構成は、以下のとおりです。

第1章 GLSの概要

GLSの概要について説明しています。

第2章 GLSの機能

GLSが提供する機能について説明しています。

第3章 導入

GLSの環境設定方法について説明しています。

第4章 運用

GLSの運用方法について説明しています。

第5章 保守

GLSの保守操作について説明しています。

第6章 コマンドリファレンス

GLSが提供するコマンドの使用方法について説明しています。

付録A GLSの環境設定例

GLSの環境設定例について説明しています。

付録B Hyper-V環境での運用

Hyper-V上でのGLSの運用について説明しています。

付録C VMware上での運用

VMware上でのGLSの運用について説明しています。

付録D メッセージ一覧

GLSが出力するメッセージについて説明しています。

付録E トラブルシューティング

GLSでのトラブルへの対処事例および調査に必要な調査資料の採取方法について説明しています。

付録F バージョン毎の変更点

GLSの新規機能および仕様変更点について説明しています。

用語集

本書で使用されている用語について説明しています。

マニュアル体系と読み方

GLSの各マニュアルでは、各マニュアル名の先頭の“PRIMECLUSTER GLS for Windows”を省略して、以下のようにマニュアル名称を記載しています。

マニュアル内での表記

マニュアル名

ユーザーズガイド(本書)

PRIMECLUSTER GLS for Windows ユーザーズガイド

本書の表記について

製品名の略称

GLSの各マニュアルは、以下の製品名称を略称で表記しています。

略称

正式名称

GLS

PRIMECLUSTER GLS for Windows

Windows

Windows Server 2003 R2, Standard Edition
Windows Server 2003 R2, Enterprise Edition
Windows Server 2003 R2, Standard x64 Edition
Windows Server 2003 R2, Enterprise x64 Edition
Windows Server 2008 Foundation
Windows Server 2008 Standard
Windows Server 2008 Enterprise
Windows Server 2008 Datacenter
Windows Server 2008 R2 Foundation
Windows Server 2008 R2 Standard
Windows Server 2008 R2 Enterprise
Windows Server 2008 R2 Datacenter

コマンドプロンプト

本書では、コマンドプロンプトを“>”で示し、コマンドの使用例を以下のように記述しています。

> strhanet

なお、GLSのコマンドのパスは省略しています。標準のインストール先にインストールした場合、必要に応じて、C:\Program Files\PRIMECLUSTER GLS\usr\commandをつけて実行してください。

上記コマンドの場合、以下のパスになります。

C:\Program Files\PRIMECLUSTER GLS\usr\command\strhanet

また、Windows Server 2008以降のOSの場合、AdministratorsグループのAdministrator以外のユーザでGLSのコマンドを実行するときは、[管理者として実行]でコマンドプロンプトを起動してください。

記号

特に注意が必要な事項や参考情報は、以下の形式で記述しています。

注意

特に注意していただきたいことを記述しています。必ずお読みください。

ポイント

知っていると役に立つ情報を記述しています。

参照

関連項目など参照先を記述しています。

参考

ご利用になるうえで参考になる情報を示します。

商標について

なお、本マニュアルでは、(R)、TM表記を省略しています。

出版年月、改版履歴

2008年 7月 初版
2010年 1月 第2版
2012年 2月 第3版
2012年 8月 第3.1版

高度な安全性が要求される用途への使用について

本製品は、一般事務用、パーソナル用、家庭用、通常の産業用等の一般的用途を想定して設計・製造されているものであり、原子力施設における核反応制御、航空機自動飛行制御、航空交通管制、大量輸送システムにおける運行制御、生命維持のための医療用機器、兵器システムにおけるミサイル発射制御など、極めて高度な安全性が要求され、仮に当該安全性が確保されない場合、直接生命・身体に対する重大な危険性を伴う用途(以下「ハイセイフティ用途」という)に使用されるよう設計・製造されたものではございません。お客様は、当該ハイセイフティ用途に要する安全性を確保する措置を施すことなく、本製品を使用しないでください。ハイセイフティ用途に使用される場合は、弊社の担当営業までご相談ください。

お願い

本書を無断で他に転載しないようお願いします。

本書は予告なしに変更されることがあります。

著作権

All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 2008-2012


変更履歴

追加・変更内容

変更箇所

版数

ping監視先にIPv6アドレスを使用する場合の説明を追加しました。

1.2 GLSの主な機能
6.2.5.1 create

第3.1版

ping監視先にIPv6アドレスが設定できないOSを注意に記載しました。

1.3 GLSの動作条件
6.2.5.1 create

IPv4アドレス/IPv6アドレスの設定と利用可能な監視に関する注意を削除しました。

3.4.5 IPアドレスの設定(事後作業)

hanetparamコマンドにprintサブコマンドの説明を追加しました。

6.1.1 コマンドの種類と一覧
6.1.2 コマンド共通の注意事項
6.2.4 hanetparam

ping監視先がIPv6アドレスの場合の実行例を追加しました。

6.2.5.1 create
6.2.5.3 print
6.3.1 dsphanet

仮想アダプター上のアダプターに、IPアドレスを手動で設定する手順を追加しました。

B.3.1.4 仮想ネットワークの作成

Hyper-V環境の管理OSにおけるGLSの導入手順から、不要な手順を削除しました。

  • IPアドレスの設定

  • ping監視の開始

B.3.1 導入

参照記事を変更しました。

B.3.3.1 仮想ネットワークの追加