ここでは、マネージャーのセットアップについて説明します。
セットアップ前の注意事項
マネージャーが動作するサーバに"Active Directory ライトウェイト ディレクトリ サービス"を追加してください。
以下の手順で、"Active Directory ライトウェイト ディレクトリ サービス"を追加します。
Windowsの[スタート]-[管理ツール]-[サーバー マネージャー]を選択します。
[サーバー マネージャー]ダイアログが表示されます。
[役割]-[役割の追加]-[Active Directory ライトウェイト ディレクトリ サービス]を選択します。
役割の追加ウィザードに従い、確認画面で<インストール>ボタンをクリックします。
コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行して、ターミナルサービスをインストールモードに変更してください。
すでにインストールモードに変更している場合は、この手順は必要ありません。
CHANGE USER /INSTALL |
申請プロセスの申請状態を管理するデータベースが以下のフォルダー配下に作成されます。
システムドライブ\SWRBADB
セットアップ
マネージャーのセットアップは、セットアップコマンドを実行します。
セットアップの実行は、媒体、または展開されたモジュールのどちらでも実行できます。
【Windowsマネージャー】
管理者権限(Administrator)でログオンします。
マネージャーのセットアップを行うシステムにログオンします。
Administratorアカウントでログオンしてください。
セットアップコマンドを実行します。
媒体から実行する場合
>インストール媒体\RcSetup.exe <RETURN> |
展開されたモジュールから実行する場合
>インストールフォルダー\SVROR\Manager\sys\setup\RcSetup.exe <RETURN> |
メニューからセットアップを選択し、セットアップコマンドを実行します。
【Linuxマネージャー】
システムにOSの管理者(root)でログインします。
セットアップコマンドを実行します。
媒体から実行する場合
>インストール媒体/RcSetup.sh <RETURN> |
展開されたモジュールから実行する場合
>/opt/FJSVrcvmr/sys/setup/RcSetup.sh <RETURN> |
メニューからセットアップを選択し、セットアップコマンドを実行します。
注意
セットアップに失敗する場合、以下について問題がないか確認してください。
インストール時に指定した認証局証明書が正しく格納されていない、または正しくインポートされていない
セットアップを行う前に認証局証明書が正しく格納されていることを確認したあと、認証局証明書をインポートしてください。
詳細は、「設計ガイド CE」の「12.4 シングルサインオンを再設定する場合」を参照してください。
また、ServerView Operations Managerのマニュアルを参照し、マネージャーとディレクトリサービス間でLDAPとSSLを使用した通信に用いる認証局証明書が正しいことを確認してください。
インストール時のディレクトリサーバ情報の入力が誤っている
詳細は、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「5.4 rcxadm authctl」を参照し、以下の情報が正しいか確認してください。誤っている場合は変更してください。
IPアドレス
ポート番号
ベース名(DN)
管理者名(DN)
パスワード
アンセットアップが正しく行われていない
使用しているディレクトリサービス上から、以下のエントリーを削除してください。
swrbaadmin
swrbasch
Group
OpenDSのLDAPポート番号が変更されている
デフォルトのポート番号に戻し、再実行してください。
セットアップ後の注意事項
ターミナルサーバがインストールされている場合、コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行して、ターミナルサービスを実行モードに変更してください。
CHANGE USER /EXECUTE |
以下のユーザーが追加されます。
【Windowsマネージャー】
rcxctdbchg
rcxctdbchgは、メータリング用のデータベースサービスを起動するためのOSアカウントとして使用されます。本製品をインストールしている状態でこのアカウントを削除しないでください。
rcxctdbdsb
rcxctdbdsbは、ダッシュボード用のデータベースサービスを起動するためのOSアカウントとして使用されます。本製品をインストールしている状態でこのアカウントを削除しないでください。
【Linuxマネージャー】
rcxctdbdsb
rcxctdbdsbは、ダッシュボード用のデータベースサービスを起動するためのOSアカウントとして使用されます。本製品をインストールしている状態でこのアカウントを削除しないでください。