VMwareをHAクラスタ構成で利用している場合、仮想サーバの停止後にメンテナンスモードに切り換えてから、ESXサーバのシャットダウンを行う必要があります。
しかし、停電時には、この操作を行うことができずにシステムトラブルを引き起こす危険性があります。
システムトラブルの例として、ESXサーバが管理できなくなる、VMware HA構成が壊れて再構成が必要になるなど、業務を復旧するまでの時間が長くなる場合があります。
Systemwalker Runbook AutomationでVMware HA運用管理テンプレートを利用すれば、停電時に自動で仮想サーバを停止してからメンテナンスモードに切り換え、ESXサーバをシャットダウンできます。これによりVMware HA構成の破壊を防ぐことができます。
VMware HA運用管理テンプレートは、このようにSystemwalker Runbook Automationを導入してVMwareをHAクラスタ構成で利用している環境に対して、ESXサーバを適切な順番でシャットダウンするためのテンプレートです。