ServerView Resource OrchestratorおよびSystemwalker Runbook Automation 管理サーバの設定変更を行います。
以下に示すソフトウェアとSystemwalker Runbook Automation 管理サーバを同一のサーバで運用する場合に、本手順を実施してください。
ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.0.0
設定変更後、OSの再起動を実施してください。OSの再起動後、Systemwalker Runbook Automation 管理サーバおよびServerView Resource Orchestratorを利用することが可能です。
Systemwalker Runbook Automation 管理サーバの設定変更手順
Webコンソールより、Interstage Java EE 管理コンソールに接続します。
OSの管理者ユーザーでログインしてください。
【Interstage管理コンソールのURL】
http://[管理サーバのホスト名]:[運用管理用HTTPリスナーのポート番号]/javaee_admin |
または、
https://[管理サーバのホスト名]:[運用管理用HTTPリスナーのポート番号]/javaee_admin |
Webコンソールより、「共通操作 > クラスタ > IJCLibpmcon」を選択し、“Webサーバコネクタ”の設定画面を表示します。
Webサーバの一覧に、“RCXCT-ext2”が表示されているため、チェックボックスにチェックして、画面右上の[保存]ボタンをクリックします。
Webコンソールより、「共通操作 > クラスタ > IJCLibpmsv」を選択し、“Webサーバコネクタ”の設定画面を表示します。
Webサーバの一覧に、“RCXCT-ext2”が表示されているため、チェックボックスにチェックして、画面右上の[保存]ボタンをクリックします。
管理者権限を持ったユーザーでログインを行った後、コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行し、IIOPのポート番号を表示します。
【Windows】
[実行するコマンド]
findstr "IBPMSRV_IIOP_PORT" [Systemwalker Runbook Automation 管理サーバのインストールディレクトリ]\etc\share\config\setup.ini |
[コマンド実行例(以下の場合、23700がIIOPのポート番号になります。)]
c:\> findstr "IBPMSRV_IIOP_PORT" C:\Fujitsu\ROR\SWRBAM\etc\share\config\setup.ini IBPMSRV_IIOP_PORT=23700 |
【Linux】
[実行するコマンド]
# grep "IBPMSRV_IIOP_PORT" /etc/opt/FJSVswrbam/share/config/setup.ini |
[コマンド実行例(以下の場合、23700がIIOPのポート番号になります。)]
# grep "IBPMSRV_IIOP_PORT" /etc/opt/FJSVswrbam/share/config/setup.ini IBPMSRV_IIOP_PORT=23700 |
Webコンソールより、Interstage管理コンソールに接続します。
OSの管理者ユーザーでログインしてください。
【Interstage管理コンソールのURL】
http://[管理サーバのホスト名]:[Interstage管理コンソールのポート番号]/IsAdmin |
または、
https://[管理サーバのホスト名]:[Interstage管理コンソールのポート番号]/IsAdmin |
Webコンソールより、「Interstage管理コンソール > Interstage Application Server > システム > ワークユニット > RCXCT_MyPortal」を選択し、[停止]ボタンをクリックします。
RCXCT_MyPortalの停止が完了したら、[環境設定]タブをクリックし、[ワークユニット設定]を表示します。
[ワークユニット設定]にある、アプリケーション固有ライブラリパスに以下を追加します。
【Windows】
[Interstage Application Serverのインストールディレクトリ]\F3FMisjee\imq\lib\jms-ref-lib.jar [Interstage Application Serverのインストールディレクトリ]\F3FMisjee\lib\appserv-rt-client.jar [Interstage Application Serverのインストールディレクトリ]\F3FMisjee\lib\appserv-ext.jar [Interstage Application Serverのインストールディレクトリ]\F3FMisjee\lib\install\applications\jmsra\imqjmsra.jar [Interstage Application Serverのインストールディレクトリ]\F3FMisjee\lib\appserv-admin.jar [Interstage Application Serverのインストールディレクトリ]\F3FMisjee\imq\lib\jms.jar |
※ Interstage Application Serverのインストールディレクトリのデフォルトは、“C:\Fujitsu\Systemwalker\IAPS”になります。
【指定例(デフォルトのインストール先の場合)】
C:\Fujitsu\ROR\IAPS\F3FMisjee\imq\lib\jms-ref-lib.jar C:\Fujitsu\ROR\IAPS\F3FMisjee\lib\appserv-rt-client.jar C:\Fujitsu\ROR\IAPS\F3FMisjee\lib\appserv-ext.jar C:\Fujitsu\ROR\IAPS\F3FMisjee\lib\install\applications\jmsra\imqjmsra.jar C:\Fujitsu\ROR\IAPS\F3FMisjee\lib\appserv-admin.jar C:\Fujitsu\ROR\IAPS\F3FMisjee\imq\lib\jms.jar |
【Linux】
/opt/FJSVisjee/imq/lib/jms-ref-lib.jar /opt/FJSVisjee/lib/appserv-rt-client.jar /opt/FJSVisjee/lib/appserv-ext.jar /opt/FJSVisjee/lib/install/applications/jmsra/imqjmsra.jar /opt/FJSVisjee/lib/appserv-admin.jar /opt/FJSVisjee/imq/lib/jms.jar |
[ワークユニット設定]にある、JavaVMオプションに以下のオプションを追加します。
なお、既存のオプションに半角空白を1つあけて続けて指定してください。
-Dcom.sun.appserv.iiop.endpoints=localhost:[IIOPのポート番号] |
【指定例(IIOPのポート番号が23700の場合)】
-Dcom.sun.appserv.iiop.endpoints=localhost:23700 |
画面下にある[適用]ボタンをクリックし、ワークユニットの設定を保存します。
Webコンソールより、「Interstage管理コンソール > Interstage Application Server > システム > ワークユニット > RCXCF_API」を選択し、[停止]ボタンをクリックします。
RCXCF_API の停止が完了したら、[環境設定]タブをクリックし、[ワークユニット設定]を表示します。
[ワークユニット設定]にある、JavaVMオプションに以下のオプションを追加します。
なお、既存のオプションに半角空白を1つあけて続けて指定してください。
-Djavax.xml.transform.TransformerFactory=org.apache.xalan.xsltc.trax.TransformerFactoryImpl |
画面下にある[適用]ボタンをクリックし、ワークユニットの設定を保存します。
OSの再起動を行います。