■対象
ウイルス対策ソフトが動作するOSが対象になります。
■確認ポイント
Systemwalker Service Quality Coordinatorの可変ディレクトリに対して、ウイルススキャンが行われていませんか?
■原因
Systemwalker Service Quality Coordinatorの可変ディレクトリ配下を、ウイルス対策ソフトのリアルタイムスキャン機能の対象とすると、Systemwalker Service Quality Coordinatorが使用する一時ファイルがスキャン対象となり、収集するデータ量が多い場合にはウイルス対策ソフトのCPU負荷が増加する場合があります。
また、Systemwalker Service Quality Coordinatorが使用する可変ディレクトリ配下をウイルススキャンの対象にした場合、Systemwalker Service Quality Coordinatorが使用するファイルをウイルス対策ソフトが獲得する可能性があります。
Systemwalker Service Quality Coordinatorが、その獲得されたファイルをアクセスしようとして失敗し、エラーメッセージが表示されるなどの動作異常が発生する可能性があります。
■影響
Systemwalker Service Quality Coordinatorの可変ディレクトリ配下がリアルタイムスキャンの対象となっている場合、ウイルス対策ソフトのCPU負荷が増加する場合があります。
Systemwalker Service Quality Coordinatorの可変ディレクトリ配下がウイルススキャンの対象となっている場合、Systemwalker Service Quality Coordinatorの動作に不具合が発生する場合があります。
■対処方法
以下の対処を検討してください。
Systemwalker Service Quality Coordinatorの可変ディレクトリ配下を、リアルタイムスキャンの対象から除外する。
Systemwalker Service Quality Coordinatorの可変ディレクトリ配下を、ウイルススキャンの対象から除外する。