データベースリソース定義は、アプリケーション連携実行基盤で動作する業務アプリケーションが、データベースアクセス管理機能またはJDBCインターフェースを利用してデータベースを操作する場合の接続先情報を管理します。業務アプリケーションが操作するデータベースの接続先情報をデータベースリソース定義として登録することにより、業務アプリケーションの開発言語(COBOL、C言語およびJava)に依存せず、同じデータベースを操作する場合には同一のデータベースリソース定義を利用することが可能です。
データベースリソース定義の登録は、データベースリソース定義コマンド(apfwmkrsc)で行います。登録方法の詳細については、“Interstage Business Application Server セットアップガイド”の“データベースリソース定義の登録”を参照してください。
以下にデータベースリソース定義に指定する主なパラメタを示します。詳細については、“Interstage Business Application Server リファレンス”の“apfwmkrsc”を参照してください。
データベースリソース名
接続先のデータベースシステムの種別(SymfowareまたはOracle)
データベースに接続するユーザ名
データベースに接続するユーザのパスワード
データベースサーバのホスト名
データベースサーバのポート番号(注1)
接続先のデータベース名(注2)
データソース名(注3)
注1) Symfoware Serverの場合は、Symfoware JDBCドライバのネーミングサービスのポート番号です。
Oracleの場合は、リスナのポート番号です。
注2) データベースシステムの種類や接続方法によりデータベース名ではない場合があります。
注3) Symfoware Serverの場合は、JNDIサービスプロバイダのネーミングサービスに登録したデータソース名です。
Oracleの場合は、データソース名は登録されません。
注意
データベースリソース定義コマンドは、必ずJDBCデータソースの定義を行います。このため、COBOLまたはC言語だけを利用する場合においても、JDBCデータソースに関連するパラメタに値を指定してデータベースリソース定義を行う必要があります。指定値の詳細については、“Interstage Business Application Server リファレンス”の“apfwmkrsc”を参照してください。