業務処理開始アプリケーションは、フローとして構築された一連のアプリケーション群の処理を開始させる役割を持ったJavaのアプリケーションです。業務処理開始アプリケーションによるフローの処理開始を、フローの起動と呼びます。フローの起動には、以下の2種類のパターンがあります。
突き放し型フロー起動(非同期型)
待ち合わせ型フロー起動(同期型)
■突き放し型フロー起動(非同期型)
フロー起動を行った後、すぐに処理が復帰する起動方法です。待ち時間が少ないために処理のむだがなく、業務処理開始アプリケーションで多くの処理を受け付けて、連続的にフローを起動する必要がある場合などに適します。
■待ち合わせ型フロー起動(同期型)
フロー起動を行った後、待ち状態になり、フローの処理が完了した時点で処理が復帰する起動方法です。業務処理開始アプリケーションで、フローの処理終了をリアルタイムに認識することが可能なため、業務処理開始アプリケーションがフローの処理終了を待って即時結果に応じた処理を行う場合などに適します。