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Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編(互換用)
Systemwalker

15.1 設定手順

Systemwalker Centric Managerのエージェントを導入していないサーバを監視するために動作環境を設定します。

設定する項目

内容

設定画面

[監視サーバ名]

[デプロイ先のパス]

[telnet]

[SSH]

[WMI]

[FTP]

Systemwalker Centric Managerを導入しないシステムを監視するサーバについて、監視サーバ名や共通情報を指定します。

[インストールレス型エージェント監視]の[通信環境]タブ

[イベントログ/システムログを監視する]

イベントログ/システムログの監視を行う場合、監視間隔などを設定します。
ログファイル監視を行う場合は、監視するログファイルを設定するために[監視ログファイル設定]画面を呼び出します。

[インストールレス型エージェント監視]の[動作設定]タブ

[監視ログファイル]

ログファイル監視には、監視するアプリケーションがイベントを出力する、ファイル名+パスを指定します。

[監視ログファイル設定]

[インベントリ収集を行う]

定期的にインベントリ情報を収集する場合は、収集契機を設定するために[インベントリ情報の収集]画面を呼び出します。
Systemwalkerコンソール上のノードを選択したり、コマンドを実行してインベントリ収集する場合は、チェック状態に関係なく、インベントリ収集を実施できます。

[インストールレス型エージェント監視]の[動作設定]タブ

[インベントリ収集契機]

インベントリ情報収集に関して、インベントリ情報を収集する周期や収集する時刻を設定します。

[インベントリ情報の収集]

[アプリケーションを監視する]

アプリケーションを監視する場合は、監視するアプリケーションを設定するために[アプリケーションの監視条件]画面を呼び出します。

[インストールレス型エージェント監視]の[動作設定]タブ

[監視するアプリケーションを設定する]

Systemwalker Centric Managerを導入しないでアプリケーションを監視するために、監視対象のアプリケーションを設定します。

[アプリケーションの監視条件]

[サーバ性能を監視する]

サーバ性能を監視する場合は、監視する項目を設定するために[サーバ性能の監視]画面を呼び出します。

[インストールレス型エージェント監視]の[動作設定]タブ

[サーバ性能の監視]

Systemwalker Centric Managerを導入しないでサーバ性能を監視するための条件を設定します。

[サーバ性能の監視]

手順

  1. 他と異なる設定をする必要があるノードについて、インストールレス型エージェント監視の個別定義ファイルを作成します。

  2. 運用管理サーバでmpalsexdef(インストールレス型エージェント個別情報設定コマンド)を実行します。

  3. ポリシーの設定を行います。
    [Systemwalkerコンソール]の[ポリシー]メニューから[ポリシー定義]-[インストールレス型エージェント監視]を選択します。

    →[インストールレス型エージェント監視[管理]]画面が起動します。

  4. [インストールレス型エージェント監視[管理]]画面の左側のフレームで[インストールレス型エージェント監視]を選択し、ツールバーの[新規作成]ボタンをクリックします。

    →[インストールレス型エージェント監視[ポリシーの作成]]画面が表示されます。

  5. [インストールレス型エージェント監視[ポリシーの作成]]画面で、[ポリシー名]入力域に任意のポリシー名を記述し、[OK]ボタンをクリックします。

    →[インストールレス型エージェント監視]画面が表示されます。

  6. [通信環境]タブの設定を行います。

    [インストールレス型エージェント監視[通信環境]]画面の詳細は、“Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ”を参照してください。

    設定を行ったら、[動作設定]タブをクリックします。

  7. [動作設定]タブで各機能の設定を行います。

    →インストールレス型エージェント監視のポリシーが作成されます。

    [インストールレス型エージェント監視[動作設定]]画面の詳細は、“Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ”を参照してください。

    設定を行ったら、[OK]ボタンをクリックします。

  8. [インストールレス型エージェント監視[管理]]画面より、作成したポリシーを選択し、ツールバーの[配付先の設定]ボタンをクリックします。

    →[インストールレス型エージェント監視]-[配付先の設定]画面が表示されます。

  9. 配付先の設定を行い、[OK]ボタンをクリックします。

    →インストールレス型エージェント監視のポリシーの配付先が設定されます。

  10. [インストールレス型エージェント監視[管理]]画面より、配付先を設定したポリシーを選択し、ツールバーの[配付]ボタンをクリックします。

    →インストールレス型エージェント監視のポリシーが配付されます。

大規模システム、個別に監視ポリシー設定の必要なノードに対して、監視ポリシーを設定する

監視対象のノードで共通の定義は、[インストールレス型エージェント監視]で定義します。

監視対象のサーバごとにユーザ情報が異なる場合など、ノードごとに個別の設定が多い場合は、インストールレス型エージェント監視の個別定義ファイルを作成します。以下の操作を実施してから、監視ポリシー画面で、ポリシー定義、ポリシー配付を実施してください。

  1. インストールレス型エージェント監視の個別定義ファイルを作成します。

  2. 運用管理サーバで、mpalsexdef(インストールレス型エージェント個別情報設定コマンド)を実行します。

“インストールレス型エージェント監視の個別定義ファイル”、および“mpalsexdef(インストールレス型エージェント個別情報設定コマンド)”の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

インストールレス型エージェントでの監視を止める場合

[監視ポリシー[管理]]画面で、以前設定したポリシー名を選択し、ポリシーを削除します。

インストールレス型エージェントで監視対象のサーバとして定義されたサーバにSystemwalker Centric Manager エージェントをインストールした場合は、イベントが二重に通知されます。該当のサーバのポリシー定義を削除するか、配付対象ノードから該当ノードをはずして、ポリシー定義を再配付してください。

被監視システムのノードを削除する場合

ノードを削除する前に、[監視ポリシー[管理]]画面で、以前設定したポリシー名を選択し、ポリシーを削除します。

エージェントを導入した監視から、インストールレス型エージェントでの監視に移行する場合

業務サーバのシステム更改のタイミングなどで、インストールレス型エージェントでの監視に移行する場合は、以下の手順で設定します。

  1. 対象の業務サーバからSystemwalker Centric Managerをアンインストールします。

    Systemwalker Centric Managerのアンインストールの詳細は、“Systemwalker Centric Manager導入手引書”を参照してください。

  2. 運用管理サーバにおいて、対象システムのノードを削除します。

  3. 以下のどちらかの方法で、対象システムの情報を設定します。

    • ノード検出を実行する。

    • [Systemwalkerコンソール]でノードの追加を行い、ノードのプロパティ画面で必要な情報を設定する。

  4. インストールレス型エージェントの監視ポリシーの配付先に対象システムを追加します。

  5. ポリシーを再配付します。