MIB情報を表示することにより、ネットワークの状態やノード固有の情報を取得することができます。ネットワーク構成を把握したり、キャパシティプランニングに役立てたり、コンピュータ異常の兆候をとらえて事前に回避することなどに使用できます。
また、特定の機器のMIBを「MIB拡張の操作」機能により拡張することで機器固有の情報を取得することも可能です。「MIB拡張の操作」の詳細については、“ベンダ固有のMIBを追加する”を参照してください。
設定手順
MIBを取得したいノードを選択後、[操作]メニューより、[MIB情報の表示]-[MIBの取得]を選択します。
→[MIB取得]画面が表示されます。
[MIB名]に取得したいMIB名、[インスタンス]に取得するMIBのインスタンスを指定します。
[リストへ追加]ボタンをクリックします。
→リストに追加されます。
[取得]ボタンをクリックし、MIBを取得します。
→[MIB情報表示]画面が表示され、取得されたMIB情報が表示されます。
ダイアログボックスの詳細は、“Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ”を参照してください。
ポイント
[MIB取得]画面の[ポーリング間隔]、[ログ出力]を指定することで継続的にMIBを取得し、グラフ表示を行うことが可能です。
注意
運用管理クライアントから直接、対象となるノードに対してMIB情報を取得するため、運用管理クライアントから対象ノードのMIBが取得できるように設定しておく必要があります。
グラフ表示においてはCounter64のMIBの取得結果は下位32ビットの値が表示されます。
取得したMIBのデータにUTF-8固有文字が含まれていた場合は16進数表示となります。参照する場合は、[Systemwalker Webコンソール]にてMIB情報取得を行い、ブラウザの文字コードをUnicode(UTF-8)に変換し参照してください。