Systemwalker Centric Managerでは、異常メッセージの監視や常駐プロセスの稼働監視定義を、Systemwalkerテンプレートとして提供しています。監視定義を作成するには、あらかじめ、監視対象製品のメッセージやプロセス情報を調査しなければなりませんが、Systemwalkerテンプレートを使用すると、監視定義から対処までの監視作業に必要な定義を簡単に設定できます。
Systemwalkerテンプレートの監視対象製品には、Systemwalkerシリーズ製品(注)や、Systemwalker製品以外の製品(InterstageやSymfowareなど)があります。
注) Systemwalkerシリーズ製品には、以下のものがあります。
Systemwalker Centric Manager
Systemwalker Operation Manager
Systemwalker for Oracle
Systemwalker Service Quality Coordinator
Systemwalker Resource Coordinator
Systemwalker Network Manager
本製品に格納されているメッセージ説明テンプレートは、“Systemwalker Centric Manager V13.4.0 メッセージ説明書”、および“Systemwalker Operation Manager V13.4.0 メッセージ説明書”をもとに作成されています。
Systemwalkerテンプレートは、監視対象製品の最新バージョンレベルへの対応、および監視対象製品の追加のために、定期的に更新されます。Systemwalkerテンプレートの最新版は、以下のURLで公開されます。このため、最新版のSystemwalkerテンプレートをダウンロードし、システムに適用することを推奨します。Systemwalkerテンプレートのインストール方法については、Systemwalkerテンプレートに添付されているインストール説明書を参照してください。
http://software.fujitsu.com/jp/technical/systemwalker/centricmgr/template/ |
Systemwalkerテンプレートには、以下の4種類があります。
イベント監視テンプレート
イベント監視(イベント監視の条件定義)のポリシーを設定します。Systemwalker Centric Manager、およびSystemwalker Operation Managerに対する監視定義は、標準でインストールされています。
プロセス監視テンプレート
プロセス監視(アプリケーションの監視)のポリシーを設定します。Systemwalker Centric Managerや、Systemwalker Operation Managerは、自身のプロセスの稼働状態を監視する機能(プロセス監視機能)を備えています。
メッセージ説明テンプレート
発生したイベントのメッセージ説明です。異常メッセージを出力している製品名、原因、および対処方法を確認できます。Systemwalker Centric Manager、およびSystemwalker Operation Managerで発生したイベントのメッセージ説明は、標準でインストールされています。
ソフトウェア辞書テンプレート
インベントリ表示で、UNIXにインストールされている製品名を確認することができます。