Linkexpress メッセージ集
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DB13002
Access error - file_name errno(error_msg) |
アクセスエラーが発生しました - file_name errno(error_msg) |
[メッセージ種別]
エラー
[パラメタの意味]
file_name : ファイル名またはシステム・コール名を示します。
errno(error_msg) : システムのエラー番号およびシステムのエラー・メッセージを示します。
[システムの処理]
DB連携機能の処理を中止します。
[オペレータの処置]
- ファイル名が出力された場合、ファイルに対するアクセスエラーが発生しています。
- システム・コール名が出力された場合、システム・コールでエラーが発生しています。
システムのエラー番号およびエラー・メッセージから、エラーの原因を取り除いてください。なお、システムのエラー・メッセージは補足的なもので必ずしもエラーの原因を言い当てているとは限りません。システムのエラー番号の詳細については、システム関連のマニュアルを参照してください。
- 利用者カストマイズ出口を使用している場合、利用者カストマイズ出口がファイルを破壊しているおそれがあります。利用者カストマイズ出口の処理を確認してください。
- データ格納コマンド(lxstrdbコマンド)で、errno(error_msg)に「mknod 17(File exists)」が出力された場合、クラスタシステム切替え発生等で格納処理が異常終了し、DBサービス管理情報復旧コマンドで復旧されている可能性があります。再度、データ格納コマンドを実行してください。
- errno(error_msg)に「mknod 20(Not a directory)」が出力された場合、作業用ディレクトリ配下にDBサービスグループ名と同名のファイルが存在するため、作業ディレクトリが作成できません。作業ディレクトリ配下のファイルを削除後、再度コマンドを実行してください。なお、作業ディレクトリは、DBサービス定義のOUTTABLE定義文TEMPDIRオペランドで指定されます。
- DBサービス管理情報復旧コマンド(lxrstsvコマンド)を実行しても当メッセージが出力される場合、DBサービスに必要な管理簿(lxgensvコマンドのサービスグループの新規登録で作成)が破壊されている可能性があります。
管理簿が存在するディレクトリを削除後、DBサービスグループを新規登録し、DBサービスの運用を開始してください。詳細はDBサービス管理情報復旧コマンドを参照してください。
DBサービス管理情報復旧コマンド(lxrstsvコマンド)については、「コマンドリファレンス」の「9.5 lxrstsvコマンド」を参照してください。
- lxtrndbコマンドの-dオプションで、ファイル名を指定していないか確認してください。-dオプションは、DB動作環境定義ファイルを配置したディレクトリ名を指定する必要があります。
- lxcnvcdコマンドを多重で実行している場合、複数のlxcnvcdコマンドで同一のテンプレート名を指定している可能性があります。異なるテンプレート名を指定してください。
- 同一のコマンドを多重で実行している場合、コマンドパラメタに指定したファイル名が重複している可能性があります。ファイル名が重複しないようにコマンドを発行してください。
- errno(error_msg)に「hsconv-open」が出力された場合、環境変数LD_LIBRARY_PATHに高速コード変換のライブラリが未指定の可能性があります。高速コード変換のライブラリを指定してください。
- データ格納コマンド(lxstrdb)実行時、file_nameが"\\.\pipe\・・・・・"と出力され、errno(error_msg)に"2(ERROR_FILE_NOT_FOUND)"と出力された場合、マシンの負荷状態が高くなっていることが考えられます。この場合は、再度コマンドを実行してください。
- クラスタ環境で、クラスタシステム切替え時に本メッセージが出力された場合、Symfowareがダウンリカバリ中の可能性があります。この場合は、クラスタシステム切替え完了後に再度コマンドを実行してください。
- クラスタ環境で、コマンド実行中にクラスタシステム切替えが発生し、クラスタシステム切替え完了後にコマンドを実行すると、本メッセージが出力される場合があります。この場合は、再度コマンドを実行してください。
- lxtrndbコマンドを多重で実行した場合、lxtrndbコマンドの"-f"で指定したファイルがアクセスエラーになることがあります。この場合は、lxtrndbコマンドを多重で実行しないように制御してください。
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