Linkexpress コマンドリファレンス
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8.5.5.19 speedオペランド
speed=転送速度上限値
[内容]
ファイル転送を行う速度の上限値(キロバイト/秒)を指定します。本オペランドが指定された場合は、指定した転送速度内でファイル転送を行います。
ネットワーク定義と本オペランドの両方で速度指定が行われた場合は、本オペランドの指定値が優先されます。また、本オペランドを省略した場合はネットワーク定義の指定値が採用されます。ネットワーク定義と本オペランドの両方とも速度指定が省略された場合およびSANの場合は、転送速度の制御を行いません。
[形式]
1〜2097152の範囲で指定します。
[備考]
- Linkexpress for Windows NT V2.1L20相当(「マニュアル体系と読み方」の「バージョン・レベルの表記方法」参照)以前のサーバでは、転送速度上限値は1〜1024(キロバイト/秒)の範囲です。
- ファイル送信時の転送速度の上限を設定する機能であり、必ずしも指定値どおりの転送速度を保証する機能ではありません。システム負荷やネットワーク負荷などの要因により、指定値よりも転送速度が遅くなることがあります。
- 転送連動方式のデータ圧縮(「運用ガイド」の「1.2.8 転送データの圧縮」を参照してください)と転送速度上限値は、同時に指定しないでください。同時に指定された場合、正しく転送速度を制御することができません。
データ圧縮機能も利用したい場合は、転送非連動方式でデータ圧縮したファイルを利用してください。この場合は、正しく転送速度を制御できます。
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