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Systemwalker Network Manager 使用手引書
Systemwalker

2.8.2 分散構成・運用管理サーバIPアドレス変更

分散構成で運用中の場合の運用管理サーバのIPアドレス変更手順について説明します。

1.  運用管理サーバ(エージェント)のコンソール上に、スーパーユーザでログインして下さい。

2.  運用管理サーバ(エージェント)を停止します。以下のコマンドを実施して下さい。

# /opt/FJSVipm/bin/stopipm

3.  IPアドレス変更を行う運用管理サーバのコンソール上に、スーパーユーザでログインして下さい。

4.  運用管理サーバを停止します。以下のコマンドを実施して下さい。

# cd /opt/systemwalkerNM
# ./stopnm

5.  /etc/hostsファイルを修正します。運用管理サーバのIPアドレスを正しく変更して下さい。

Linuxの場合

6.  /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-xxxファイルを修正します。xxxはIPアドレスを変更する対象のデバイス名です。例えば、eth0デバイスのIPアドレスを変更する場合は、ifcfg-eth0のファイルを修正します。運用管理サーバのIPアドレスやネットワークマスクの値を正しく変更して下さい。

7.  環境設定コマンドを実施します。以下のコマンドを実施して下さい。

# cd /opt/systemwalkerNM
# ./nmipchg

8.  環境ファイルを修正します。2.2.4.1 環境ファイルの修正を参照して、環境ファイルを修正して下さい。

9.  運用管理サーバを再起動します。以下のコマンドを実行して下さい。

[Linuxの場合]

# /sbin/shutdown -r now

10.  SLMサーバ定義の修正を行います。5.3.5 SLMサーバの定義を参照して、SLMサーバ定義を修正して下さい。

11.  運用管理サーバ(エージェント)のコンソール上に、スーパーユーザでログインして下さい。

12.  /etc/hostsファイルを修正します。運用管理サーバのIPアドレスを正しく変更して下さい。

13.  環境ファイルを修正します。2.2.4.1.1 ipmproperty.iniファイルの修正を参照して、運用管理サーバ(エージェント)のipmproperty.iniファイルを修正して下さい。

14.  運用管理サーバ(エージェント)を再起動します。以下のコマンドを実行して下さい。

[Linuxの場合]

# /sbin/shutdown -r now

15.  運用管理クライアントをアンインストールします。2.5 運用管理クライアントの撤去を参照して、運用管理クライアントをアンインストールして下さい。

16.  運用管理クライアントをインストールします。2.3.2.1 運用管理クライアントのインストールを参照して、運用管理クライアントをインストールして下さい。運用管理サーバのIPアドレスを入力する際は、変更したIPアドレスを正しく入力して下さい。

17.  運用管理クライアントのWebブラウザを設定します。2.3.3.1 Webブラウザの設定を参照して、運用管理クライアントのWebブラウザを正しく設定して下さい。