V13.2.0以前のSystemwalker Software Deliveryをバージョンアップする場合、以下の対処をしてください。
管理ファイルの復元先について
運用環境の復元を実施した場合、管理ファイルの復元先は、DRMS編集ファイルのdrmspathオプションで指定したパスとなります。そのため、drmspathオプションの値を変更している場合は、以下を注意してください。
復元先となるドライブ、およびディレクトリが存在すること
Windows版では、Systemwalker Software DeliveryとSystemwalker Centric Managerとで、資源配付機能の標準インストールディレクトリ名に以下の違いがあります。
製品 | 資源配付機能のインストールディレクトリ名 |
---|---|
Systemwalker Software Delivery | Systemwalkerインストールディレクトリ\drms |
Systemwalker Centric Manager | Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\mpdrmssv |
drmspathオプションの初期値は、資源配付機能のインストールディレクトリ\mngとなります。そのため、Windows版の場合は、管理ファイルの復元先が、資源配付機能のインストールディレクトリ配下とはなりません。Windows版は、復元先となるドライブ、およびディレクトリについて、復元前の確認をしてください。
資源配付の一時ディレクトリついて
資源配付の一時ディレクトリは、DRMS編集ファイルのwork_dirオプションで指定します。work_dirオプションの初期値は、資源配付機能のインストールディレクトリ\workとなります。運用環境の復元が完了した時点では、work_dirオプションは待避元で指定した値のままとなっています。必要に応じて、work_dirオプションを変更してください。